カリフォルニアの州の高地(マンモスレイク)に拠点を置くマンモスレイクトラッククラブや、ZAPエンデュアランスのスポンサーを務めるスイスのランニングブランドのオン(On)は、ボルダーでプロチームを立ち上げることで、プロのランニングゲームでこれまでにない大きな動き見せている。
“オン・アスレチッククラブ(On Athletics Club)”として知られるこのグループは、すでにトレーニングを開始しており、米国代表として3度の五輪出場経験のあるデイサン・リッツェインハインがコーチを務める。
OACは、2019年の全米学生クロスカントリー選手権で個人2位に入った、コロラド大学を卒業したばかりの23歳のジョー・クレッカーを中心選手として今後活動していくこととなる。他の7人の選手がチームの一員として召集され、完全なチームメンバーは8月10日に発表される予定である。

「オン・アスレチックスクラブの創設メンバーには、すでに国内外の記録を保持している最高のアスリートが選抜されている」
と、オンの共同創設者であるオリヴィエ・ベルンハルドは述べている。
「我々のワールドクラスの創設メンバーには、全米学生のトップレベルの選手たちが含まれており、それぞれの種目で最高の選手であることが証明されている。オン・アスレチックスクラブは、プロの指導者による指導とリーダーシップのもと、才能と規律ある選手たちがそれぞれのスポーツでチャンピオンになるためへのサポートへ尽力する。今回、才能を伸ばすための初のプログラムを発表することができ、トラックファンの皆様にユニークでエキサイティングなコンテンツをお届けできることを大変嬉しく思っている」
ベルンハルドが2010年にディビット・アレマン、キャスパー・コッペッティと共に設立したオンは、トライアスロンの5度の世界チャンピオンであるハビエル・ゴメス(スペイン)や2012年ロンドン五輪チャンピオンであるニコラ・スピリグ(スイス)などのトライアスリートのスポンサーとして知られており、ベルンハルド自身のプロトライアスリート時代の過去を物語っている。
2020年4月、オンのスポーツマーケティングのグローバル責任者のフェリシアーノ・ロバイナは陸上競技、特にアメリカでのプロモーションを強化するために、ブルックスの元スポーツマーケティング責任者であるスティーブ・デコーカーを雇用した。
デコーカーは、来年札幌で行われる東京五輪マラソンの全米代表に内定しているジェイク・ライリーとプロ契約を交わすことから取り掛かったが、デコーカーはもっと大きなことを考えていた。
それは、デコーカー(Brooks時代のBrooks Beastsを担当)と、オンのスポーツマーケティング部のアンドリュー・ウィーティング(2019年8月からオンで働き始めた2度の男子1500mの五輪全米代表選手。1500mPB3:30)の両者が精通していたモデルだった。
ベルンハルドは彼らにゴーサインを出した。
オンの多額の投資:全てのオンとの契約選手が※減額条項のない複数年契約にサインしている。これはコロナ禍においては大きなリスクを持っている。
※減額条項:最低、年間○○レースは出場しないと年俸から減額される(故障の影響)、ある一定基準の成績を残せなければ減額されるといったプロ契約における契約書の減額条項
ペンシルベニア大学のニア ・ アキンズは、今年6月にブルックスとプロ契約を交わし、今後の大会開催の見通しがつかないリスクのあるコロナ禍において、大学卒業選手としては8月までの2020年で唯一のプロ契約を結んだ選手だった。
多くのメーカーは、大会の見通しがつかないこの時期に選手と契約することを避けてきた。そして、東京五輪の開催が不透明なままであるため、それぞれのメーカーは契約選手が最大の舞台で競い合うまで最大4年間(2024年パリ五輪まで)待たなければならないかもしれない。
しかし、デコーカーによると、ランニング専門のメーカーとしてのオンの立場は、世界的なパンデミックの最中でも投資を行うことを可能にしているという。
「ランニングは一種の第2のブームを経験している」
と、デコーカーは話す。
「自宅で様々な問題に直面して悩んでいる人たちがいるが、ランニングは彼らにとって実行可能なアクティビティなのです」
と、デコーカーは続ける。
「一方、あなたがナイキやその他のランニングのメーカーの従業員であればランニングについては前向きに考えられるのかもしれないが、今は他のスポーツが大打撃を受けている」
そして、今年は選手とのプロ契約を交わすことにメリットがある。大学を卒業したトップ選手がこのプロの市場に溢れているし、毎年過激になるこの時期の選手のスカウト競争の波が見られていない。
「オンは、他のどのメーカーが動いていないときに、今、スポーツ自体に投資している」
と、デコーカーは話す。
「だから、明らかにチャンスはあったしオンはそれを見て、投資をして会社を成長させようと決めた」
しかし、オンは既にアメリカに拠点を置く2つのチーム(マンモスレイクトラッククラブとZAPエンデュアランス)をスポンサードしている。今回の契約は彼らに何を残すのであろうか?
「我々は2021年までZAPとの契約を交わしているので、それは素晴らしいことだ」
と、デコーカーは話す。
「マンモストラッククラブは今年の年末までの契約なので、アンドリュー・カスターやそのチームとも話し合うことになるだろう。それにしても、このようなこと(コロナ)になるとは……」
もう1つのリスクは、OACのエースともいえるクレッカーを中心としたグループを作ることだ。
彼のコロラド大での競技成績は印象的なものである。3000m7:47 / 5000m13:30の自己記録と2019年全米学生クロカン個人2位、2019年全米学生室内選手権5000m2位、3000m3位。そして、クレッカーは今年の大会でコロラド大での最後の1年として自分の成果を試す機会に恵まれなかった。

しかし、デコーカーとウィーティングは、今年大学を卒業する選手の中で契約する選手を探していた時、クレッカーに白羽の矢を立てた。彼らは、彼の血統(彼の母親のジャニスは1992年のマラソン全米代表選手であり、その年の米国五輪選考会で優勝。彼の父バーニーは、かつて50マイルの世界最高記録を1度保持していた)と、彼がコロラド大学で毎年自己新を出している姿を印象的に感じていた。
しかし、彼らが確信を持ったのはクレッカーの姿勢であり、彼らはクレッカーがOACの歴史に名を刻むことのできる男だと確信していた。
「アンディ(ウィーティング)と私は、クレッカーが陸上競技のバート・レイノルズ(アメリカの昔の俳優)だと冗談で言っていた。クレッカーは多くを語らないが、彼はトラックの上でのビジネスに熱心で、少し尖ったナイスガイだ」
と、デコーカーは話す。
クレッカーはオンが彼を求めていることに驚いた。
今年まで彼はオンというブランドのことは聞いたことがなかったが、オンは並外れたレベルの熱心さを提示することで彼の心を掴んだ。デコーカーとウィーティングは、彼を中心としたチームを作りたいとクレッカーに伝え、そのチームの拠点はどこにするかと尋ねた。
クレッカーは「ボルダー」と答え、彼らはそれに同意した。
彼らはまたクレッカーの契約書に「クレッカーの承認なしにOACのコーチを雇わない」という条項を挿入した。今年3月の全米学生室内選手権がコロナの影響で直前で中止になってから1ヶ月も経たないうちに、クレッカーはオンと契約していたのだ。
「新しいプロチームに参加するだけでなく、そのチームのコーチを誰にするかの決定権が私に与えられたことについて、私はそういった決定権を持っていた選手を他に知らない」
と、クレッカーは話す。
クレッカー自身もコロナ禍でリスクを冒したのかもしれないが、彼自身の言葉で言えば、「巨大な」リスクだと。
ランニング界におけるシューズの技術は急速に進化しており、クレッカの大学(コロラド大)のコーチであるマーク・ウェットモア(世界チャンピオンを数名輩出)とヘザー・バロウズは、クレッカーがどのブランドと契約するかを検討する際には、そのメーカーの製品を真剣に検討する必要があると強調した。
これまでのところ、オンが一歩踏み出したと彼は話す。
「当時、オンはスパイクを開発していなくて、カーボンシューズも開発していなかった」
クレッカーはそう言った。
「オンのオーナーであり創設者でもあるオリヴィエとビデオ通話をしていたとき、彼は基本的に私たちの意見とカーボンシューズをもとにスパイクを開発してくれると、安心させてくれた。このグループに参加することで、彼らはトップのトラック選手が欲しいと思っている、最高の製品を開発するために私を起用したいと考えている」
オンはまだ一般に販売できるスパイクを完成させていないが、彼らはオンのプロ選手のためのスパイクをいくつかを開発しており、「すぐに市場に出る予定だ」と、デコーカーは話す。
***
クレッカーをオンに迎え、デコーカーはチームのコーチを探すことになった。
デコーカーが最初に思いついたのは、ハンソンズ・ブルックス・オリジナル・ディスタンス・プロジェクトに所属していた頃からの知り合いであるデイサン・リッツェインハインだった。
今年で37歳になったリッツェインハインは、現役時代から指導者への道を求めていた。彼は2014年にオレゴン大のアンディ・パウエル(現ワシントン大ヘッドコーチ)の下でボランティアのアシスタントコーチとして時間を過ごして以来、彼のプロキャリアの数年間としての彼の最後の年の間に何人かの選手のコーチを務めていた。
特にリア ・ オコナーとパーカー ・スティンソンのコーチとして、リッツェインハインは自身の競技とともに並行させていたが、オンからのオファーが来たことで、今年2月に東京五輪全米マラソン選考会での途中棄権を最後に現役生活を終えて、指導者の道を選んだ。

リッツェインハインの現役生活の最後の指導者となったケビン・ハンソンコーチの後押しを受けて、彼は5月に現役引退を発表してハンソンズ・ブルックスとの契約を解放して(クレッカーが契約完了をした後に)オンとの契約を引き継ぐことができるようになった。
リッツェインハインによると、オンは当面の間彼がこれまで指導してきた選手(サッカニーがスポンサーであるスティンソンのような)への指導を引き続き続けることを許可しているが(彼の拠点はボルダーになった)、今はOACが彼の最優先事項になっているという。
また、彼にとって最も困難だったのは、彼と妻のカリンや彼らの両親が住んでいた故郷のミシガン州を離れることだったという。
「(このオファーを受けて)どこに行くかを考えたとき、ボルダー以外に選択肢はなかっただろう」
と、リッツェインハインは言う。
「私はこの場所(コロラド州)で大学に通い(コロラド大)、ここでトレーニングをして、多くの友人が今でもここに住んでいる」
リッツェインハイン一家は7月中旬にコロラド州のニウォットに引っ越した。
彼の子供たち、息子のジュードと娘のアディソン(それぞれ4年生と7年生)は、いつかニウォット高校に通うことになる。ここ最近ではこの高校から成績優秀な選手が輩出されいている。
1マイル4:00のクルス・カルペッパー、2020年全米室内選手権出場者のニック・ハリス、BTCのエリス・クラニー(5000m14:48)などが同校の卒業生である。また、ケニア人のエドナ・キプラガト(女子マラソン、WMM3勝・2位5回、世界選手権金メダル2回・銀メダル1回)一家も現在この地区に住んでいる。
「私は子供たちに、破ることが難しい学校記録があることをもうすでに伝えている」
と、リッツェインハインは話す。
OAC、ティンマンエリート、チームボス(エマ・コバーンやモーガン・マクドナルド、ボリス・ベリアン、アイシャ・プロートなどが所属)に加え、T.E.A.M Boulder(東京五輪全米男子マラソン代表のジェイク・ライリーのグループで、リー・トゥループがコーチ)とルーツランニングプロジェクトなど、ボルダーはリッツェインハインの言葉を借りれば「プロチームのメッカ」となっている。
彼がアメリカのプロチームの広い分布を調査したとき、デコーカーはある傾向を発見した。

一方ではかつてのナイキ・オレゴン・プロジェクトでは、結果だけが重要視されていた。
デコーカーによると、ウィーティングはOTCエリート時代にも同じようなフラストレーションを経験していたという。
「彼はいつも少しばかり不満を感じていたと思う」
と、デコーカーは話す。
ティンマンエリートは、NOPほどの飛び抜けて優れた成績を残していないが、YouTubeやSNSで彼らのすべてをシェアすることで熱狂的な支持を得ている。
「プロの世界で飛び抜けた成績を残していない彼らが、この陸上競技の世界に生み出したもの(その高い人気)に少しでも嫉妬していないとしたら、それは嘘になるだろう」
と、デコーカーは続ける。
「私の考えでは、彼らはチームの成績に左右されないファン層のハートを掴んでいるが、それは素晴らしいことだ。これはマーケッターとして求められることであり、ファンを求めたり、アスリートを魅了する人々を我々は求めている」
デコーカーの目標は、OACが高いパフォーマンスとエンゲージメントの間の最適なバランスを見つけることにある。もし、将来にオンのプロ選手が五輪代表となった時、その選手がファンと交流して個性を発揮できるようにすることを描いている。
デコーカーは、OACが最初の目標を達成する方法の1つとして、チームを国際的なチームにすることを考えている。アメリカの中長距離界では、五輪出場権は※ゼロサムゲームである。
※ゼロサムゲーム:ゲーム理論と呼ばれる経済理論。 参加者の得点と失点の総和(サム)がゼロになるゲームを指す。 為替取引の場合、二国間の為替の取引を行うので市場全体の価値が上がるという事はありえず、一方のレートが上がれば、もう一方のレートが下がるのでゼロサムゲームが成立する。
さらに、近年ではアメリカの大学で極めて優秀な成績を収めた選手たちに多額のプロ契約を持ちかける財力を持つオレゴン州の強豪・ナイキの契約選手たちが、五輪代表選手の座の多くを得ている。
世界中のアスリートにスポットを当てることによって、OACは自分たちのアスリートを五輪に出場させるためのより良いチャンスを得ることができる。
***
彼らの計画はこうだ。
コロナ禍での大会開催の許可を得て、8月15日にテネシー州のナッシュビルで開催されるミュージックシティ・ディスタンス・カーニバルでOACの選手たちがデビューする。

クレッカーはこの機会を何ヶ月も待っていた。彼は3月の全米学生室内選手権のためにニューメキシコ州のアルバカーキにいて、3000mと5000mの優勝候補としてレースに出場する準備をしていたが、コロナ禍で大会が直前に中止になった。
それ以来、彼はレースに出場していない。
クレッカーは話す。
「コロラド大を卒業してきた偉大なランナーたちは、ボルダーの壁に書かれている彼らのタイトル(実績)を見て、彼らがどんなタイトルを獲得してきたのかの全てを把握している。コロラド大で全米学生選手権のタイトル(全米学生ナンバーワン)を獲得した最後の選手は、実はデイサン(リッツェインハイン)だった」
と、クレッカーは話す。
クレッカーは、プロとしてこれから達成するであろうことが、彼が獲得できなかった全米学生ナンバーワンのタイトルの欠如を覆い隠してくれることを期待している(もちろんその優勝のチャンスはコロナで奪われてしまったのだが)。
「高校時代と同じで、自分の出身の州のタイトルを獲得したことがなくても、大学に行ってタイトルを獲得すれば、誰もが(高校時代に実績がなかったことなど)気にしなくなる」
そして、彼もリッツェインハインも、クレッカーが今すぐにでも速く走る準備ができていると信じている。リッツェインハインがOACで指導を始めて以来、クレッカーはトラックでのワークアウトの量を増やし、その結果、クレッカーは“人生で最高のトレーニングが積めている”と話している。
その中でも特に、暑い日に行った1マイル × 6本(平均4:21=400m65秒、1000m2分43秒ペース)、リカバリー3分間のワークアウトが目立つ。※ボルダーは当然、高地である。
「私が5000mを12:56を走って全米記録を更新する1ヶ月前、海抜ゼロmの標高で(=平地で)それと同じトレーニングをやっていた」
と、リッツェインハインは言う。
彼は私の現役時代に脂が乗っていた時期にやっていたような質の高い練習をしているということだ」
(クレッカーは8月4日の夜に高地のコロラド州で、人類初の1マイル4分切りを達成。オンのスパイクを履いていた)
クレッカーは、もし今、完璧なコンディションで5000mを走れば、13:00フラット近くで走ることができると信じている。しかし、テネシー州ナッシュビルの天候やペースは予測できないので、彼は東京五輪参加標準である13:13.50を切れたら満足だ、と語っている(もし突破しても12月1日までの大会での突破はカウントされないが)。
クレッカーのボルダーからの遠征がナッシュビルを越えて、その先どこへ行くのかはまだわからないが、コロラド大で結果を残した選手が、指導者を変えて、これから始まる新しいチームを率いて、ランニングの世界で新しい歴史を作ろうとしている姿には、追いかける価値があるだろう。
オンは8月10日にオン・アスレチッククラブ(OAC)の残りのメンバーを発表する予定である。
(8月6日追記)
オンはジョー・クレッカーに続き、2018年全米学生選手権男子1500m優勝のオリバー・ホア(オーストラリア)とプロ契約を締結。 ウィスコンシン大マディソン校で競技をしたホアは、コロナの影響で今年の1シーズンを棒に振りあと1シーズン大学での競技を続ける権利があるが、オンとのプロ契約を選んだ。
(ホアは市販が期待されるオンのスパイクを履いて、標高1500mでの1マイルを3:56.8で走破)
(8月11日追記)
OACは男女メンバー4名ずつを正式発表。
【男子】
J. クレッカー(アメリカ・コロラド大卒)
・2019年全米学生室内5000m2位
・2019年全米学生クロカン個人2位
・3000m7:47 / 5000m13:30
O. ホア(オーストラリア・ウィスコンシン大卒)
・2018年全米学生1500m優勝
・1500m3:37 / 1マイル3:54 / 3000m7:48
G. ビーミッシュ(ニュージーランド・北アリゾナ大卒)
・2019年全米学生室内1マイル優勝
・全米学生クロカン団体3連覇(2016-18年)
・1500m3:38 / 1マイル3:56 / 3000m7:44 / 5000m13:31
C. ビジャレアル(メキシコ・アリゾナ大卒)
・2019年全米学生室内1マイル4位
・2019年パンアメリカ大会1500m優勝
・800m1:46 / 1500m3:37 / 1マイル3:56
男子4名
・1500m:3人サブ3:40 = 3:37, 3:37, 3:38
・1マイル:4人サブ4:00 = 3:54, 3:56, 3:56, 3:58
・3000m:3人サブ7:50 = 7:44, 7:47, 7:48
・5000m:13:30, 13:31
【女子】
A. モンソン(アメリカ・ウィスコンシン大卒)
・2019全米学生室内5000m優勝
・全米学生クロカン4位(2018年),2位(2019年)
・3000m8:45 / 5000m15:31
L. フォーランド(アメリカ・ミシガン州立大卒)
・2014年全米学生3000mSC優勝
・2015年全米学生室内1マイル優勝
・2015年全米選手権3000mSC4位
・1500m4:11 / 1マイル4:27 / 5000m15:36 /3000mSC9:18
※全米選手権に2016年から出場なし
E. オーレン(アメリカ・ヒルズデール大卒)
・全米学生優勝9回(DII)
・2018年全米選手権3000mSC5位
・1500m4:18 / 5000m15:37 / 3000mSC9:40
A. コニエチェク(ポーランド・ウエスタン州立大卒)
・全米学生優勝9回(DII)
・2019年ドーハ世界選手権3000mSC出場
・1500m4:21 / 5000m15:59 / 3000mSC9:36
女子4名
・1500m:4:11, 4:18, 4:21
・5000m:15:31, 15:36, 15:37, 15:59
・3000mSC:9:18, 9:36, 9:40
男女ともに中距離寄りのチーム構成である。
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