(過去記事)ポール・チェリモがIAAFの決定に反論:彼がニューヨークで初ハーフを走った理由とドーハ世界選手権で目指す姿

【ニューヨークシティハーフ:レース動画】

チェリモは、2019年のNYCハーフで初ハーフを62:19の3位で走り終えた。

レース後チェリモは初めてハーフマラソンを走った理由の1つは、

「ドーハ世界選手権で5000mと10000mの2種目出場を検討していることにある」

と述べた(結果的には5000m7位のみとなった)。ハーフへの挑戦は彼をより強くするだろうと思わせた。

「春は上海DL5000mからシーズンインして、その次に10000mのレースを探す。今年の目標は、世界選手権で5000mと10000mの2種目出場」

と、チェリモはレース後に話した。

今年のドーハ世界選手権のスケジュールは、特にチェリモのような5000mを専門とする選手には有利に働く。通常の世界選手権では男子10000mは大会初日に開催されるが、ドーハでは大会初日に男子5000m予選、4日目に5000m決勝、最終日の10日目に10000m決勝が開催される。

そのスケジュールで、チェリモは「私は10000mとの2種目出場に不安を感じていない」

と述べた。

チェリモのコーチである、スコット・シモンズは、全米選手権での2冠はそれほど簡単ではないと述べた(全米選手権のスケジュールは通常4日間開催で、10000mは初日に行われる)。

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チェリモはじきにトラックに戻ってくる

チェリモ初ハーフの結果に対しては、丘の上りに対する脚ができていなかった、と振り返った。

「今日は初ハーフ。でも優勝を狙っていた。フラットなトラックレースになれているせいか、このコースはきつかった。長距離自体は長い距離を走りこめば対応できるが、このアップダウンに対処できなかった」

チェリモは、フラットなコースでハーフで「今年の終わりには、全米記録(ライアン・ホールの59:43)を更新したい。または、来年か再来年にはそれを達成したい」と話した。

IAAFは、参加標準記録だけでなく、世界ランキング制から五輪選手を選出していくプロセスを各種目のターゲットナンバーに対して50%の割合になるように設計したと発表した(つまりそのようになるように参加標準記録の水準を大幅に上げた)。

多くの選手、コーチ、エージェントの話では、これらの参加標準+ランキング制の東京五輪での運用についてIAAFや米国陸連から相談を受けたとことはないということだった。

チェリモは次のように述べた。

「彼らがどのようにしてその決断を下したのかを私は知らない。彼らにとっておそらくランキング制の運用開始はうまくいくが、自分にとってはDLから5000mを切り離して、さらに五輪の参加標準を13:13に上げるなら、それは私にとっては意味がないことだ。選手たちはどのようにしてその記録を破る大会を見つけるのだろうか。どちらにせよ、我々はDLよりもカテゴリーの低いレースで走らざるを得ない」

チェリモは、五輪の参加標準を突破している選手は、五輪全米選考会においても優先されるだろうという米国陸連の声明について、

「自分にとっては、五輪に出場するのは簡単なこと」

と、言ったが、彼は五輪全米選考会がアメリカでどれだけけの意味を持つかを理解していたので、この参加標準+ランキング制のシステムに反対していた。

「これから競技力を高めていく選手にとってはそれほど有利ではない… 選手はどのレースで13:13のペースで走ることができるだろうか。自分にとっては13:13の記録を心配する必要はない、他の未来のスター選手にとっては重要なことである。今、自分は特に米国で大きなレースである五輪全米選考会が以前ほど面白くないと感じている」

「自分はそこに出場して、参加標準を持っているからこそ、トップ3に入ることで五輪に行けると考えている。でも、そうでない選手はその選考会にどういうモチベーションで臨むか、違う気持ちになるだろう。もし、参加標準を持っている選手が選考会で5位でも“五輪の切符をつかんだ”ということも十分に考えられるだろうね」

【チェリモ:NYCハーフレース後のインタビュー】

レッツラン記事

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