【ブログ】国際陸連が2020年のラベルレースとレギュレーション、ラベルごとの認定選手を発表

※レッツラン ジャパンでは今後、国際陸連(World Athletics)についてIAAFではなくWAの略称で表記します。

 

WAは11月15日に、2020年のラベルロードレースのレギュレーション、9月末までのラベルレースのカレンダー、ラベルごとの認定選手等を発表しました。

2020年からはゴールドラベルよりも上位ラベルとなるプラチナラベルが新設され、WMM(東京五輪除く)の6レースに加えて、名古屋ウイメンズ、ソウルマラソン、ボゴタハーフがプラチナラベルに昇格します。

2020年10〜12月末までのラベリングは2020年1月下旬に発表され、最大3つまで追加される予定のプラチナラベルのレースの発表は2020年1月上旬に予定されています(【WAのリリース】)。

レギュレーションによれば、プラチナラベルレースには男女ともに最低3名のプラチナ選手、最低4名のゴールド選手(プラチナ選手でもOK)の招待が必要となります。

また、レースのラベルごとに、主催者はWAへの納付金を収めなければならず、また、ラベルレースの賞金を獲得した全選手は、納付した税金を差し引いた額から1.5%(プラチナラベルはさらに+1.5%)をWAに納付。これらの主催者や選手からの納付金は、2020年には2億7000万ほどの収益を見込んでいます。それらはAIUによるドーピングの抜き打ち検査等の競技外検査への費用に充てられる予定です。

つまり、これまで以上にラベルロードレースに出場する選手のドーピングの取り締まりが強化されるというわけです。

WA2020ラベルレースのレギュレーションと選手格付け

WAが発表し2020ラベルロードレースのレギューレーションと選手の格付けのリストやその認定基準については以下の英文のPDFファイル参照してください。

・2020年WAラベルロードレース:【レギュレーション】(計10ページ、2019年11月改定)
・2020年WAラベルロードレース:【選手格付表】プラチナ選手23名:日本人選手なし
ゴールド選手128名:日本人男子:服部勇馬(トヨタ自動車)、村山謙太(旭化成)、大迫傑(Nike)、設楽悠太(Honda)日本人女子:前田穂南(天満屋)、松田瑞生(ダイハツ)、新谷仁美(NIke Tokyo TC)、小原怜(天満屋)
シルバー選手269名:日本の実業団選手等多数
ブロンズ選手275名:日本の学生、実業団選手等多数

【ラベルレースの主催者のWAへの納付金】
マラソン
プラチナ:66,667米ドル
ゴールド:15,000米ドル
シルバー:10,000米ドル
ブロンズ:5,000米ドル

それ以外の距離
プラチナ:20,000米ドル
ゴールド:10,000米ドル
シルバー:5,000米ドル
ブロンズ:2,500米ドル

【ラベルレースのラベル選手の招聘規定数】※男女ともに
プラチナ:プラチナ選手3名、ゴールド以上の選手4
ゴールド:ゴールド以上の選手4名、シルバー以上の選手3
シルバー:シルバー以上の選手5
ブロンズ:ブロンズ以上の選手5

2019年と2020年のラベルロードレースまとめ

ラベルロードレースについては【こちらから参照できますが、日本語でまとめたものが以下になります。

IAAFラベルレース(2019年)
ゴールドラベル:64レース
シルバーラベル:23レース
ブロンズラベル:49レース
計136レース


【国別ラベルレース】※主要国のみ掲載

中国(25レース=G13+S2+B10)マラソン23+ハーフ1+10km1 ※香港を含む

ゴールド(13レース)
厦門マラソン(1月)Xiamen(福建省)あもい
香港マラソン(2月)Hong Kong(特別行政区)ほんこん
重慶国際マラソン(3月)Chongqing(直轄市)じゅうけい
東営国際マラソン(4月)Dongying(山東省)とうえい
揚州国際マラソン(4月)Yangzhou(江蘇省)ようしゅう
蘭州国際マラソン(6月)Lanzhou(甘粛省)らんしゅう
太原国際マラソン(9月)Taiyuan(山西省)たいげん
衡水国際マラソン(9月)Hengshui(河北省)こうすい
杭州マラソン(11月)Hangzhou(浙江省)こうしゅう
北京マラソン(11月)Beijing(直轄市)ぺきん
上海国際マラソン(11月)Shanghai(直轄市)しゃんはい
広州マラソン(12月)Guangzhou(広東省)こうしゅう
深圳マラソン(12月)Shenzhen(広東省)しんせん

シルバー(2レース)
大連国際マラソン(5月)Dalian(遼寧省)だいれん
合肥国際マラソン(11月)Hefei(安徽省)ごうひ

ブロンズ(10レース)
無錫マラソン(3月)Wuxi(江蘇省)むちょう
武漢マラソン(4月)Wuhan(湖北省)ぶかん)
広州10k(5月)Guangzhou(広東省)こうしゅう
六盤水国際マラソン(7月)Liupanshui(貴州省)ろくばんすい
常州太湖ハーフマラソン(10月)Changzhou(江蘇省)じょうしゅう
長沙国際マラソン(10月)Changsha(湖南省)ちょうさ
西昌邛海マラソン(11月)Xichang(四川省)せいしょう
南京マラソン(11月)Nanjing(江蘇省)なんきん
南昌国際マラソン(11月)Nanchang(江西省)なんしょう
昆明国際マラソン(12月)Kunming(雲南省)こんめい


スペイン(11レース=G5+S1+B5)マラソン6+ハーフ1+15km1+10km3

ゴールド(5レース)
バルセロナハーフ(2月)
セビリアマラソン(2月)
マドリードマラソン(4月)
バレンシアマラソン(12月)
マドリード10k(12月)

シルバー(1レース)
Trinidad Alfonsoバレンシア10k(12月:バレンシアマラソンと同日開催)

ブロンズ(5レース)
Ibercajaバレンシア10k(1月)
バルセロナマラソン(3月)
マドリードマラソン(4月)
バレンシア15k(6月)
マラガマラソン(12月)


日本(10レース=G6+S2+B2)マラソン8(女子レース3、男子エリート専用レース2、都市型)+ハーフ2

ゴールド(6レース)
大阪国際女子マラソン(1月・女子マラソンのみ【参加480人弱】大阪ハーフ【定員6,000人】を同日開催)
東京マラソン(2月or3月・WMM・マラソン【定員37,500人】車いすマラソン、10km【参加制限有:定員500人】を同時開催、前日にフレンドシップラン等を開催)
びわ湖毎日マラソン(3月・男子マラソンのみ【参加240人弱】エリート専用レース
名古屋ウイメンズマラソン(3月・女子マラソンのみ【定員22,000人】車いすマラソン名古屋ハーフ【定員9,000人】を同日開催)
ぎふ清流マラソン(5月・ハーフ【定員10,000人】3km【定員1,000人】を同日開催)
福岡国際マラソン(12月・男子マラソンのみ【参加490人弱】エリート専用レース

シルバー(2レース)
丸亀ハーフ(2月・ハーフマラソン【定員10,000人】、前日に3km【定員1,500人】などを開催)
さいたま国際(12月・マラソンのラベルレースは女子のみ【定員男女16,000人】8km【定員1,500人】も同日開催、前日にファンラン)

ブロンズ(2レース)
長野マラソン(4月・マラソンのみ【定員10,000人】)
神戸マラソン(11月・マラソンのみ【定員20,000人】)

※日本は良質のレースが多いが、マラソンとハーフ以外の距離(10kmや10マイルなど)でラベルレースがない。

大阪国際、名古屋ウイメンズ、さいたま国際(男子はエリートなし)など女子専用レースが3レースあり、福岡国際やびわ湖毎日マラソンは都市型マラソンでなく一般選手が出場しないコンパクトなマラソンである。

また、近年では福岡国際マラソンと同日に行われるバレンシアマラソンのほうに強力な選手が流れている。また、ハーフでは欧州のレースのようにサブ60はあまり頻繁に記録されず、歴代ではサブ59が記録されたことはない。


イタリア(7レース=G1+S3+B3)マラソン4+ハーフ1+10km2

ゴールド(1レース)
ローマオスティアハーフ(3月)

シルバー(3レース)
ミラノマラソン(4月)
ローマ国際マラソン(4月)
フィレンツェマラソン(11月)

ブロンズ(3レース)
ヴェネツィアマラソン(10月)
La Corsa dei Santi 10k(11月)
BOclassic Südtirol(12月)※男子10km・女子5km


アメリカ(5レース=G5)マラソン4+ハーフ1

ゴールド(5レース)
ヒューストンハーフ(1月)
ヒューストンマラソン(1月:↑と同日開催)
ボストンマラソン(4月)
シカゴマラソン(10月)
NYCマラソン(11月)


フランス(5レース=G1+S2+B2)マラソン1+ハーフ1+20km1+10km2

ゴールド(1レース)
パリマラソン(4月)

シルバー(2レース)
Corrida Pédestre Internationale de Houilles(12月)※10kmレース
パリ20k(10月)

ブロンズ(2レース)
Corrida de Langueux(6月)※10kmレース
Semi-Marathon de Boulogne Billancourt Christian Granger(10月)※ハーフ


チェコ(5レース=G5)マラソン1+ハーフ3+10km1

ゴールド(5レース)
プラハハーフ(4月)
プラハマラソン(5月)
オロモウツハーフ(6月)
ウスティハーフ(9月)
ビレルグランプリ(9月)※10kmレース


オランダ(4レース=G2+S2)マラソン2+ハーフ1+10マイル1

ゴールド(2レース)
ロッテルダムマラソン(4月)
アムステルダムマラソン(10月)

シルバー(2レース)
Dam Tot Damloop(9月)※10マイルレース
Amgen Singelloop Breda(10月)※ハーフ


インド(4レース=G3+S1)マラソン1+25km1+ハーフ1+10km1

ゴールド(3レース)
ムンバイマラソン(1月)
バンガロール10k(5月)
デリーハーフ(10月)

シルバー(1レース)
コルカタ25k(12月)


カナダ(3レース=G3)マラソン2+10km1

ゴールド(3レース)
オタワ10k(5月)
オタワマラソン(5月:↑の翌日開催)
トロントウォーターフロントマラソン(10月)


ドイツ(3レース=G2+S1)マラソン3

ゴールド(2レース)
ベルリンマラソン(9月)
フランクフルトマラソン(10月)

シルバー(1レース)
ハノーファーマラソン(4月)


南アフリカ(3レース=G1+B2)マラソン1+12km1+10km1

ゴールド(1レース)
ケープタウンマラソン(9月)

ブロンズ(2レース)
ケープタウン12k(5月)
ダーバン10k(10月)


WAラベルレース(2020年)
※2020年9月末までの確定分を掲載。それ以降の2020年のラベルレースは2020年1月後半に発表される

プラチナラベル:9レース+α ※プラチナラベルは2020年から新設
東京、名古屋ウイメンズ、ソウル、ボストン、ロンドン、ボゴタハーフ、ベルリン
+シカゴ、NYC(プラチナラベル付与の予定)+α

※来年の1月に最大3レース(2020年10月以降の3レース)がプラチナラベルとして追加発表される予定。プラチナラベルのレースは2020年ラベルロードレースのレギュレーションによると、男女ともにプラチナ選手を最低3名、ゴールド選手を最低4名のレースへの招待を必須とする

ゴールドラベル:35レース ※プラチナ昇格が7レース。ゴールドラベルは昨年よりも増加傾向
シルバーラベル:21レース ※昨年よりも増加傾向
ブロンズラベル:27レース ※昨年とほぼ同等数
計92レース(9月末までのレース)※2019年9月末までは計83レース


【2020年中国のラベルレース】11レース=G5+S2+B4)マラソン10+ハーフ1

ゴールド(5レース)
厦門マラソン(1月)
香港マラソン(2月)
重慶国際マラソン(3月)
東営国際マラソン(4月)
揚州国際マラソン(4月)
※前年ゴールドの9月の太原国際、衡水国際はラベルなし(詳細不明)
11月の杭州、北京、上海国際、12月の広州、深圳は来年1月に発表

シルバー(2レース)
無錫マラソン(3月)※ブロンズからシルバーに昇格
大連国際マラソン(5月)
※11月の合肥国際は来年1月に発表

ブロンズ(4レース)
蘇州金鶏湖国際マラソン(3月)Suzhou(江蘇省)そしゅう ※ラベルなしからブロンズに昇格
上海国際ハーフ(4月)※ラベルなしからブロンズに昇格
営口マラソン(5月)Yingkou(遼寧省)えいこう ※ラベルなしからブロンズに昇格
吉林国際マラソン(6月)Jilin(吉林省)きつりん ※ラベルなしからブロンズに昇格

※ 前年ブロンズの4月の武漢、5月の広州10k、7月の六盤水国際はラベルなし(詳細不明)
10月の常州太湖、長沙国際、11月の西昌邛海、南京、南昌国際、12月の昆明国際は来年1月に発表

TOP

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中