【ジュリアン・ワンダース:レース後のインタビュー】
– すごいレースぶりでした。
「結果にはとても満足しているし、すごく嬉しい」
– 欧州記録更新に向けてどれぐらい自信があったのか。
「イテンでのトレーニングがうまくいっていたので自信はあった。最近の10kmロードでの2レースが(2度の欧州記録更新の27:32と27:25)さらなる自信をもたらした。(それを受けて)“ハーフマラソンの欧州記録を破ることは可能だ”、と」
– 20km通過の時点で、欧州新記録を確信していたか。
「はい。私はラストで3:10/kmペースでも記録が更新できるとわかっていて、15kmの時点でも確信を持っていた。今日は動きが良くて、思い通りのペースで走れていた」
– ハーフマラソンの欧州記録保持者となった心境は。
「嬉しい。10kmロードとハーフマラソンで欧州記録を持っているので、あとはマラソン。今後もベストを尽くしていく」
– ハーフマラソンで史上最速の非アフリカ系選手であることについては。
「それについてはレース後に初めて知ったが(自分にとって)良いこと。でも、そのことについては特に意識はしない。私は世界最速の選手を目指しているし、それが次の目標になる」
– レナート・カノーバはあなたを指導しているのか。それともスイスのコーチの指導を受けているのか。
「レナート・カノーバは私のコーチではない。時々彼と連絡を取っているが、私のコーチはスイスのマルコ・イェーガーで、自分が15歳の時からずっと彼の指導を受けている」
– 次のレース予定は?
「来週にモナコで5kmのロードレースに出場して、そのあとのプランはまだ決めていない。その後、4月に他のロードレースを走るか、トラックレースに照準を合わすことになるだろう」
また、RAKハーフの翌々日にはスペインでバルセロナハーフが行われた。2015年にフローレンス・キプラガトが女子ハーフマラソンの当時の世界記録の65:10を記録し、2018年にはジュリアン・ワンダースが60:09の欧州U23記録を出したこのレース。
2019年は男子がスローペースに始まり20kmまで8人が先頭集団に残る展開。58:42の自己記録を持つエリック・キプタヌイがラストスパートを制し、ラスト1kmは2:30でカバーした。女子はマラソンで2:19:17の記録を持つロザ・デレジェが66:01の自己新で制した。
3 Sally Chepyego (KEN) 1:08:30
4 Lucy Cheruiyot (KEN) 1:08:32
5 Charlotte Arter (GBR) 1:09:41
6 Silenat Yismaw (ETH) 1:10:45
7 Ann-Marie Mcglynn (GBR) 1:12:00
8 Miriam Dattke (GER) 1:12:17
9 Sonia Samuels (GBR) 1:12:20
10 Lily Partidge (GBR) 1:12:20
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