2018年レッツラン世界ランキングTOP10【3000m / 5000m】

2018年も終わりを迎えようとしている。今年で5回目となるレッツランが独自に選ぶ世界ランキングを発表する。このランキングは我々の主観に基づいているため、選出には下記の基準を採用した。

・大きい大会での成績に重点を置いた。2018年は屋外の世界大会がなかったが、ダイヤモンドリーグファイナルや世界室内選手権などがあり、それらの大会結果が選出の重要な要素になっている。また、ダイヤモンドリーグの通常シーズンの結果も重要な要素である。

・シーズンベストも考慮。良い記録をたくさん出した選手は、上位にランクインするようになっている。

・専門外の種目も選考対象になるが、ある一定数のレースに出場していないとランキング対象外となる。

・室内レースも考慮されランキングに反映される。

男子3000m / 5000m

DLファイナルで12:43.02の世界歴代4位、U20世界新記録で優勝したバレガ

1. ヨミフ・ケジェルチャ • エチオピア • 21歳 • シーズン最高記録 7:28.00 / 12:46.79(ランキング1位 / 3位)• 世界室内選手権金メダル

DL成績: ローザンヌ失格, ラバト優勝, ロンドン3位, ブリュッセル3位(DLファイナル)

 

2. セレモン・バレガ • エチオピア • 18歳 • シーズン最高記録 7:36.64室内 / 12:46.79(ランキング1位 / 1位)• ダイヤモンドリーグ王者 • 世界室内選手権銀メダル • アフリカ選手権4位 • U20世界選手権4位

DL成績: ユージン優勝(非DL種目), ストックホルム優勝, ローザンヌ2位, ブリュッセル優勝(DLファイナル)

今年の1位はケジェルチャか、もしくは同じエチオピア出身のセレモン・バレガか、どちらでも考えられた。しかし、我々はケジェルチャを1位に選んだ。ケジェルチャは、2018年唯一の世界大会である、世界室内選手権に出場し、ラスト1000mを2:22.70という素晴らしい速さで走り、2位のバレガに2秒以上の差をつけて勝った。屋外では、3000mで今季世界最高記録の7:28.00を出した。この記録は過去7年での最速記録である。ケジェルチャはダイヤモンドリーグで1勝、バレガは2勝しており(非DL種目であるユージンDLでの2マイルでの優勝もカウントすればバレガは3勝になる。ユージンDLはケジェルチャは故障のため欠場)、ケジェルチャは対バレガで1勝2敗と負け越している。

しかし、ケジェルチャの2敗は違反行為によるものだった。ローザンヌDLではケジェルチャは残り150m、バレガをリードしており、バレガは外側からケジェルチャを追い越そうとしていた。その時バレガケジェルチャに接触し、ケジェルチャはバランスを失い転倒、バレガのユニフォームを掴みバレガはスピードを失った(バレガは2位に終わり、ケジェルチャは失格となった)。ブリュッセルDLでは、バレガは12:43.02(世界歴代4位)の記録を出したが、ラスト2000mを引っ張っていたのはケジェルチャだった。優勝したのはバレガだったが、ケジェルチャが引っ張っていなかったらバレガの好記録は出ていなかっただろう。

我々が1位にケジェルチャを選んだのは、バレガの選手権での成績によるもの。バレガの今年の選手権での1番の走りは世界室内選手権での銀メダル(ケジェルチャの後ろ)。その他、エチオピア選手権で3位、U20世界選手権で4位、アフリカ選手権で4位だった。U20世界選手権とアフリカ選手権でメダルを獲れなかった選手が1位にランクインできるだろうか?

我々の考えでは、その答えはノーである。バレガの今シーズンは悪くなかったし、ブリュッセルDLではバレガの方が素晴らしい記録を残したが、ケジェルチャの方が安定的な成績を残している。ケジェルチャが、我々が選ぶ今年のナンバーワンだ。

(我々のこの説明に賛同してくれることを願う。1回の大きな負けは、時に1回の勝利の影を薄くしてしまうことがある。アフリカ選手権とU20世界選手権での負けが、バレガが1位を逃す原因となった)

バレガ関連記事:ダイヤモンドリーグ決勝ブリュッセル大会男子5000m:セレモン・バレガ(エチオピア)が12:43.02(世界歴代4位)で年間王者に輝きベケレ、ゲブレセラシエ、コーメンとともにサブ12:45の仲間入り

 

3. ハゴス・ゲブリウェト • エチオピア • 24歳 • シーズン最高記録 7:36.49 / 12:45.82(ランキング6位 / 2位)• 世界室内選手権4位

DL成績: ラバト6位, ロンドン5位, ブリュッセル2位(DLファイナル)

ケブリウェトは、ポール・チェリモビルハヌ・バリュほどダイヤモンドリーグで安定した成績を残してない。2人は少なくとも3回は4位以内に入っているが、ゲブリウェトは1回だけである。しかし、ゲブリウェトは今年もっとも大きな2つのレースで成績を残した。世界室内選手権4位と、DLファイナルの2位である。そこでの12:45.82という記録は、彼の前でゴールしたバレガの12:43の記録がなければ、ここ13年で最も速い記録となっていた。

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