プロ陸上選手の年俸:彼らはどれぐらい稼いでいるか?陸上界の謎を解く – その2

⑥ 2018年のボストンマラソン男子のアピアランスフィー(出場招待料)

2018年のボストンマラソンのすべての招待選手に関して我々は熟知しているわけではないので次の2つのセクションでは、各選手の簡単なプロフィールを記載する。

参考記事:2018ボストンマラソン男子展望

選手 最低推定額 最高推定額 推定額の平均 読者の推定額
タミラト・トラ(エチオピア) $4万 $5万 $4.33万 $4万
自己記録:2:04:06
’17ドバイ大会新で優勝、ロンドン世界選手権銀メダル
レミ・ベルハヌ(エチオピア) $3万 $7.5万 $5.17万 $2.5万
自己記録:2:04:33
’16ボストン優勝、昨年は途中棄権
レリサ・デシサ(エチオピア) $5万 $12.5万 $7.83万 $4万
自己記録:2:04:45
ボストン優勝2回、’17ニューヨークシティ3位
ノバート・キゲン(ケニア) $2万 $3万 $2.5万 $1.5万
自己記録:2:05:13
昨年はマラソンで2:06と2:05
ウィルソン・チェベト(ケニア) $2.5万 $4万 $3万 $1.88万
自己記録:2:05:27
アムステルダム優勝3回、’14ボストン2位、昨年は5位
最低推定額 最高推定額 推定額の平均 読者の推定額
エバンス・チェベト(ケニア) $1.5万 $3万 $2.33万 $1.5万
自己記録:2:05:30
WMMで2回の4位以内、バレンシアで自己記録更新
フェリックス・カンディ(ケニア) $1万 $2.5万 $2万 $1万
自己記録:2:06:03
この3回のマラソンですべて2:06台、’17ベルリン4位
ジョフリー・キルイ(ケニア) $10万 $15万 $12.5万 $3.5万
自己記録:2:06:27
’17ボストン優勝、ロンドン世界選手権金メダル、レッツラン2017年男子最優秀マラソン選手
フィレモン・ロノ(ケニア) $1.5万 $3万 $2.17万 $1万
自己記録:2:06:52
大会新、自己新で10月のトロントマラソンを2連覇
アブディ・ネゲイ(オランダ) $1万 $2.5万 $1.83万 $0.5万
自己記録:2:08:16
’17アムステルダム9位でオランダ新記録
ルサフォ・エイプリル(南アフリカ) $0.75万 $1.5万 $1.08万 $0.5万
自己記録:2:08:32
ボストンに2回出場しどちらも13位
最低推定額 最高推定額 推定額の平均 読者の推定額
アルネ・ガビウス(ドイツ) $1.5万 $2.5万 $2万 $0.5万
自己記録:2:08:33
’17フランクフルト6位
リード・クールセット(カナダ) $1万 $1.5万 $1.17万 $0.5万
自己記録:2:10:28
38歳にして’17福岡国際で2:10
スティーブン・サンブ(ケニア) $1万 $4万 $2.33万 $0.5万
自己記録:2:11:07
’16、’17シカゴ5位
エリック・ギリス(カナダ) $0.5万 $1.5万 $1万 $0.31万
自己記録:2:11:21
リオオリンピック10位
アブディ・アブディラマン(アメリカ) $2万 $5万 $3.67万 $1万
自己記録:2:08:56
40歳であるが’17ニューヨークシティではアメリカ人トップ
ゲーレン・ラップ(アメリカ) $12.5万 $15万 $14.17万 $8.5万
自己記録:2:09:20
’17ボストン2位、’17シカゴ優勝、リオオリンピック銅メダル
最低推定額 最高推定額 推定額の平均 読者の推定額
ライアン・ベイル(アメリカ) $1万 $2万 $1.17万 $0.58万
自己記録:2:10:57
’17ベルリン2:12で8位
エルカナ・キベット(アメリカ) $1万 $1万 $1万 $0.4万
自己記録:2:11:31
初マラソン2:11:31、それ以来良い走りができていない。ロンドン世界選手権16位
ティモシー・リッチー(アメリカ) $0.5万 $2万 $1.17万 $0.32万
自己記録:2:11:56
’17カリフォルニアを2:11の自己新で優勝
シャドラック・ビウォット(アメリカ) $0.5万 $2.5万 $1.33万 $0.5万
自己記録:2:12:01
ラップとオレゴン大学時代のチームメイト。’17ボストン4位
スコット・スミス(アメリカ) $0.5万 $2.5万 $1.33万 $0.2万
自己記録:2:12:21
’17フランクフルトで自己新
アンドリュー・バンバロー(アメリカ) $0.5万 $1.5万 $1万 $0.3万
自己記録:2:13:58
’17東京25位、’17シカゴ13位

※ 単位は米ドル

【棒グラフ:2018ボストン男子のアピアランスフィー】

boston_men_appearance-1024x1024

【備考】

・我々は2018年ボストンマラソンを制した川内優輝についても調査対象選手に含めたが、複数の代理人から「川内は公務員のため、アピアランスフィーを受け取ることができない」という指摘を受けた(彼はプロ転向を発表しており、つまり2019年ボストンマラソンからアピアランスフィーを受け取ることができるようになる)。“もし川内が今年、アピアランスフィーを受け取れたら”、という仮定の推測額を2人の代理人が回答した。1人は2万ドル、もう1人は2.5万ドルと推測した。

・(ボストンマラソンでの)アピアランスフィーは、レッツランの読者が考えている金額よりも、概ね高い金額のようである。代理人が予想したすべての男子招待選手に関して、レッツランは低い金額を推測していた(以下の女子招待選手についても概ね同じことがいえる)

・アピアランスフィーに関する補足:シューズメーカーとのプロ契約と同様に、メジャーマラソンへの招待選手としての出場契約に関してはいくつかの“条件”が含まれてることが多い。選手がレースで途中棄権したり、決められた最低限の記録を出せなかった場合に“減額”されるというものである。加えて、※ 今年のケリン・テイラーの場合のように、(出場するレースの後に)特定の期間は他のマラソンに出場できない場合もある。

(※ 今年のボストンは不完全燃焼に終わった選手が多かったが、テイラーの場合はボストンの後の60日間はマラソンのレースに出場できない契約だった。その“逆”もある。該当するレースの○○日間前からマラソンのレースに出場してはいけない、など)。

・今年のボストンマラソンの天候は大荒れだったため、ジョン・ハンコック(ボストンマラソンの招待選手のスポンサー企業)が※どのぐらいの条件で招待選手と出場契約をしていたのかは不透明である。

(※ ① 途中棄権においての減額の度合い ② 一定基準の記録を満たせなかった場合の減額の度合い)

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