17歳のヤコブ・インゲブリクトセンは、欧州選手権男子1500mのチャンピオンである。ポーランドのマーチン・レヴァンドウスキーが3:38.14で銀メダル、イギリスのジェイク・ワイトマンが3:38.25で銅メダルを獲得した。
彼よりも実績のある2人の兄、フィリップとヘンリクとともにヤコブは700mから先頭に出ち、その後見事にそのまま逃げ切った。
(※ 800m2:01のややスローペース。ヤコブは序盤は最後方だったが、700m付近からフィリップとヘンリクとともに外側からポジションを上げ、ヤコブが先頭に躍り出た)。
レース前にはインゲブリクトセン3兄弟の表彰台独占の可能性についてささやかれていたが、ヘンリクが4位で3兄弟では次点に入り、昨年のロンドン世界選手権で銅メダルを獲得したフィリップは最後の直線で失速し12位に終わった。
(※ フィリップは最後の直線で失速し、最後は諦めているようにみえる)
フィニッシュ後、ヤコブは勝利を確信しておらず、47秒間ほど微妙な表情をみせた(レヴァンドウスキーがガッツポーズをしていたこともあり)。ヤコブは勝利したのを電光掲示板で確認すると、彼は喜びをあらわにし“信じられない”と言って、ノルウェーの国旗を手にした。
彼はラスト1周で優勝のフィニッシュラインを駆け抜けるまで、兄弟たちとうまくレースをすることができなかった。
【レース結果】
レッツラン記事
http://www.letsrun.com/news/2018/08/17-year-old-jakob-ingebrigtsen-wins-2018-european-1500-title/
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