【LRCJオリジナルインタビュー記事】アンジェ・ペティ(リオオリンピック、ロンドン世界選手権800mニュージーランド代表)

※以下は、ニュージーランド・ウェリントン在住の谷本啓剛氏(ランニングガイド・RunZ:ラン・ニュージーランド代表)によるレポートで、レッツランジャパン(LetsRun.com Japan=LRCJ)オリジナルコンテンツのインタビュー記事です。

アンジェ ~アンジェラ・ペティ~

ニュージーランド女子800mスピードスター

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今回はニュージーランド女子中距離を代表するアンジェアンジェラ・ペティ)選手を紹介します。

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クライストチャーチマラソン前日、アンジェ(右)と彼女の夫のサム(中央)にミーティングする時間頂きました。アンジェサムと話していると、私自身がランニングを始めた頃の純粋な気持ちを思い出させてくれ、次の日の大会が初めて出場したときのような“楽しみ”という気持ちだけで臨むことができました。

ニュージーランド・クライストチャーチでは2011年にカンタベリー地震があり、町が壊れ、人口が減り、陸上競技場使えなくなってしまった状態が今なお続います。(新しい競技場は2018年オープン予定:One News 動画

そんな中、地元のでこぼこした芝生のトラックで今まで通りの練習を続け、パートナーと出会い、常に前進し続けるアンジェの姿に多くの人たちが希望を持っています。多くの人の希望でありながらも、自分自身のランニングを純粋な気持ちで常に“楽しむ”アンジェのランニングキャリアを紹介していきます。

 

アンジェラ・ペティ:IAAF選手名鑑

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出身: ニュージーランド・クライストチャーチ

生年月日: 1991 / 8 / 16

自己記録:400m 54.15 (2016) / 800m 1:59.06 (2015) / 1500m 4:07.83 (2016)

大学: カンタベリー大学(ニュージーランド・クライストチャーチ)

クラブ: University of Canterbury Athletics

コーチ: Danny MackeyBrooks Beasts TCヘッドコーチ)

ランニングは楽しい!! ~ランニングとの出会い~

アンジェのランニングとの出会いは5歳の時に学校で走り始めたことがきっかけだった。そして7歳の頃からパパヌイのランニングクラブの練習に参加するようになった。9歳の頃に引っ越しに伴ってノースカンタベリー・アスレティクスクラブに所属し、少しずつ“レース”というものをするようになる。

“走ること”を楽しむようになっていたある日、楽しみにしていたレースがキャンセルになった。レースに行く途中の車の中で知った時、『自然に涙がこぼれた。この時、私は本当にそのスポーツが好きなんだ。』ということを実感したと話す。

また13歳の頃から受け始めたコーチングで、コーチ≪マリア・ハッサン≫の元には当初アンジェのほかにもう一人のランナーしかいなかったが、次第にトレーニンググループも大きくなってランニングをする仲間も増えてきたことはアンジェをさらにランニングの世界に引き込んでいった。

ランニングを始めた当初、学校の先生がアンジェに才能があることに気が付き、アンジェの両親に「あまり練習をハードに行ったり、試合に集中させすぎない方がいい。」とアドバイスをしたことがあったという。幸運にもそのアドバイスがアンジェの競技を長く成長させていくきっかけになったのだと楽しそうに話す。

ランニングキャリアのステップアップ

5歳の頃から少しずつランニングをするようにはなったが、“トレーニング“というようなものはジュニア期にはほとんどなかったと話す。13歳からコーチングを受け始めて、その時に初めて“トレーニング計画”に沿って練習するようになる。当時のアンジェのコーチ≪マリア・ハッサン≫はオーバートレーニングに関して非常に敏感であり、トレーニングにおけるステップアップというものをよく理解していた。そのため一週間の内にランニングを行うのは4日間だけで、ランニングとともにホッケーも行っていた。ランニングやホッケーのスポーツだけでなく別の趣味もあり、社交的なミーティングに参加する機会も多くあった。

彼女の競技における大きなステップアップとして挙げられるのが、2006年に行われたオセアニア地区のスクール選手権での自己ベスト更新である。この大会で初めてニュージーランドの代表選手として選出されるとともに、オーストラリアで行われたこの大会で自己ベストを2分14秒から2分10秒に大きく伸ばすことができた。そして家族と一緒にお祝いをしたこの日のことは一生忘れられない思い出となっている。もちろん他の多くのレースも忘れられない思い出だが、この大会は特に記憶に残っていると話す。

ランニングを楽しむジュニア期にニック・ウィリスが北京オリンピックの男子1500mで銅メダルを獲得する(その後銀メダルに繰り上がり)など、アンジェはオリンピック・世界大会のレースを見ることからも多くの刺激を受けてジュニア期を過ごしていった。

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『ジュニア期を通して健康的にランニングを行ってきたこと、少しずつトレーニングを増やしていけばいいと考えていたこと、そしてランニングは楽しむものと信じていたことが結果的に、多くの可能性とランナーとしての基礎を築けたと思っている。』

と、アンジェは話す。

『多くのランナーがジュニア期に、ランニングに対して真剣になりすぎオーバートレーニングや故障を抱えランニングに対しての情熱を失っていった。そしてその時一緒に走っていた選手たちは今では走ることをやめている。』

 

【アンジェが話すジュニア選手に考えてほしいポイント】

  • オーバートレーニングに注意すること
  • トレーニング間の休養をしっかりととること
  • よく食べること 『速く走るエネルギーとするために!!』

ジュニア期からシニア選手へ 大学進学

大学進学は、地元のカンタベリー大学へ進学する。アンジェにとって当時地元のクライストチャーチを離れて長い海外生活を送る準備はできていなかったと振り返る。9年前から現在に至るまで基本的に1年間のサイクルの中で9か月間は国内で練習して、数か月ヨーロッパのレースを転戦してピークを作るという方法をとっている。そうした中で国内外の様々なことが見えてきたと話す。

もしアメリカに留学し競技をしていたら、レベルの高いトレーニンググループやコーチングを選択する中で、重要になるポイントを次のように話してくれた。

  • 選手一人一人を適切に見てくれるコーチがいること
  • 自分と一緒にトレーニングを行ういいアスリートがいること
  • 自分に合うトレーニングを行うトレーニングであること
  • 自分に合うトレーニング距離であること

 

コーチは選手を尊重してくれるものだが、トレーニングに選手を合わせようとするコーチもいる。そういった環境をよく調べる必要がある。トレーニンググループに関しても、自分と同じ走力であっても、同じレベルの練習内容にすべての選手を当てはめるグループもある。例えば800m×2本を行ったときに、すべての選手が同じ効果を得られるとは限らない。また同じ週間走行距離100㎞を行ってオーバートレーニングになってしまう選手がいたり、40㎞だけで十分にトレーニング効果を得られる選手もいる。そういったことをよく判断してくれるコーチ、柔軟なトレーニンググループがあることが重要だと話す。

アンジェは『アメリカの大学に留学することで、奨学生として学費を抑えられたり、違う環境でトレーニングができたり、いろんな国の友達ができたり、学位を得られたり…多くの経験をすることができたかもしれない。』と話すが、アンジェは、自分自身のトレーニング環境・クライストチャーチでの生活とキャリアに自信を持っている。

世界大会と地元での生活

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サムとアンジェ

アンジェは2012年に地元の芝生トラックで1マイルのインターバルを行っているときに、イギリスから留学していたサム(サム・ペティ:800m1’50″39 / 1500m3’49″37 *2013/2018 NZ選手権800m3位)がトレーニング場所・グループを探しているところで出会い、それからよくトレーニングを共に行うようになる。

サムはイギリスで幼いころからランニングとトライアスロンをしており、800mの自己ベストもお互いに近かったために良いトレーニングパートナーとなった。専門とする種目は違っていても、お互いの練習をよく理解し合い支え合えるパートナーとの出会いは、アンジェの競技力をその後国内トップレベルから世界レベルへと引き上げていく。

(※大学在学時:SKYTV取材・芝生トラックでの練習

アンジェはニュージーランド・クライストチャーチを拠点に2013年に初めて世界選手権の標準記録を突破してからシニアの世界大会に挑戦し、現在も国内でも順調に力を伸ばしている。

アンジェはニュージーランド国内で地元のカンタベリー大学に進学し≪楽しいランニング≫をサムとともに継続しながら、2015年には世界ユニバーシアード選手権で1分59秒の自己ベストで優勝する。

※予選は2分3秒(63-60)、準決勝は2分00秒(60-60)、この2レースともに、思ったよりも無理なく走ってこのタイムが出ていた。決勝ではジャマイカの選手が56秒で1周目を入る展開。それに続きアンジェも57秒で一周目を入る。最後の直線で先頭の選手を捕らえて一着でフィニッシュ。

(※世界ユニバシアード選手権:女子800m決勝

ニュージーランド(自国)でトレーニングをし、世界大会に挑戦していくことの良い点・悪い点については以下のように話してくれた。

【良い点】

  • 家族や友人が近くにいること
  • 周りの環境に慣れていること
  • 自分をよく知るコーチがいること
  • ランニングに関するサポートを国内のランニング環境から受けられること

【悪い点】

  • 競技力の高いアスリートやランニンググループが少ない
  • 近い間隔で高いレベルの大会がない
  • トレーニングパートナーが少ない
  • トレーニング施設があまりない

 

現在のトレーニングは地元の芝生トラックで行ったりしているが少し足場が悪い。(デコボコしている。)『ウェリントンのハットレクはきれいでいいよね!』サムアンジェは口をそろえて言う。そして『今年、クライストチャーチの新しい競技場が使えるようになるのが楽しみでしょうがない。』と楽しそうに話す。

すべてが整っていない環境でも、その利点を十分に活かしてトレーニングを行っている。

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『芝生のトラックは確かに走りにくいけれど、故障を予防することに適しているし、体も強くなるところがいいところ。クライストチャーチは美しい山に囲まれている。ポートヒルズはとても近いトレイルだしアカロアなどの海沿いも本当にきれい。そうした場所に拠点を置けることは幸せなことだと思っている。そして地元の芝生トラックではじめてサムアンジェのパートナー)と出会ったという特別な思いもある。』

と、アンジェは楽しそうに話す。

キャリアとトレーニング

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【週間トレーニングスケジュール】※2015年~

日曜日 ロングラン(75分・17㎞~18㎞)

月曜日 午前 ミドルロングラン+ショートスピード プライオメトリクス

午後 ショートラン

火曜日 ワークアウト+ジムトレーニング

水曜日 軽いランニング+軽いスイミング

木曜日 ミドルロングラン+ショートスピード プライオメトリクス

金曜日 ワークアウト+ジムトレーニング

土曜日 休養

 

※週間走行距離 鍛錬期 80㎞~85㎞

※今までで最も走った週間走行距離 6日で95㎞

 

【好きなトレーニング】

  • 300m×6 リカバリー2分
  • 60秒ヒルインターバル
  • 600m×6 リカバリー600m 目標1分40秒
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アンジェは2013年に初めて世界選手権の標準記録を切り、2014年にコモンウェルズゲームズに出場し決勝へ、2015年には初めて2分の壁を破り1分59秒06を記録。世界ユニバーシアード選手権800mで優勝を飾る。2016年にはリオデジャネイロオリンピックに出場する。

キャリアを通じて確実にステップアップしていくアンジェのトレーニングのポイントを聞いてみたところ次のように話してくれた。

 

【アンジェの重視するトレーニングのポイント】

  • 質の高いトレーニングとトレーニングの量、この中に確実に軽く、回復させる日を設けていく。ランニング技術の改善も行っていく。自分に必要な要素がすべて入っている中でもバランスのよく取れたトレーニングであることが大切。
  • コーチはトレーニングの中に“楽しさ”を含めていること、その中にハードトレーニングも入っていること。そのバランスをよく取っているコーチングが良いコーチングのポイント。

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『キィウィ(Kiwi=ニュージーランド人)はあまり練習をハードにしすぎない。多くの選手が速いタイム・苦しい負荷を高めていくことがいい練習だと思っているが、ニュージーランドの選手はバランスを重視する。私はすべての練習で常に最大限の努力で設定タイムをクリアしていくようなことはしない。ハードに練習を行う日もあるけれども、常に自分の力・動きをコントロールできる範囲で行うようにしている。いつも練習でより速く・よりきつく、と考えていると疲れて故障や病気になってしまうから。休養と回復はランナーにとって非常に大切。』

と、アンジェは話す。

走行距離に関してもスピードのある800m選手は週間走行距離が40㎞程、スタミナのある選手は100㎞以上。自分自身に関してはちょうど中間に位置する能力なので80㎞程になっているという。自分の能力とトレーニングの内容をよく考えて行っているということが話を聞きながら伺うことができた。

月曜日と木曜日はショートスピードを行った後、練習の最後にプライオメトリクスを行っている。17歳の頃にランニングドリルを行うようになったが、それの延長で動きをよくするために行っている。はじめはボックスジャンプといった簡単なプログラムから初めて、慣れてきたら徐々に種目を増やしていくように行ってきた。

水曜日に行うスイミングセッションはあまり好きではないトレーニングだが、ランニング時の呼吸を安定させるために重要な役割を果たしている。パートナーのサムはトライアスリートで水泳の先生なので、サムによく泳ぎ方・呼吸の仕方を教えてもらって実践している。

 

2014年はコモンウェルスゲームズで決勝に進んだがあまりいいシーズンではなかった。2015年に自己ベストを出せたのは、このシーズンでランニングに対する感じ方が少し変わったからだという。軽いランニングでの1km4分20秒のペースからレースでの800m2分02秒のペースまで、『そのペースが快適か、そうでないか』ということをよく考えるようになったと話す。

“私は結構いろんなことを気にしてしまうタイプ。”とアンジェは自分自身の性格について話していた。アンジェはランニングやトレーニングについて深く考えているが、それと同時にいつもランニングを楽しんでいる。アンジェがオーバーワークや考え過ぎに陥らない基本的な部分に、アンジェ自身が本来持っているランニングや生活における“バランス”が常にアンジェを適切な方向に導いているように筆者は思う。

海外レース・国内レース

アンジェはヨーロッパの各レースを数か月転戦してピークのレースに挑むというような計画で毎年行っている。ヨーロッパの各レースではペースメーカーが付き、自分の狙ったタイムで競争する相手もたくさんいる。こういったレースがピークに向けて走りを高め、自己ベスト更新の大切なステップになっている。

(※試合期はヨーロッパのレースを転戦:British milers 800m

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ニュージーランド国内では多くのランナーが、戦略的なレース(勝ちを意識したレース)を海外のレースで学び、ニュージーランド国内のレースではスローペースになることが多い。

(※地元クライストチャーチでのレース:Christchurch Street Mile 2017

アンジェは速いペース・速いリズムで展開するレースの方が自分に合っているというので、国内で記録を出したりすることはやや難しいと感じている。前を誰かが走り、ついていくことができるレースは記録を出しやすいが、前を行く選手のペースが速いということが必要になってくる。自分の狙ったレースペースで進むレースがあることは、中距離選手にとって、とても大切なことである。

レースを引っ張るような展開ももちろん好きで楽しいが、やはりペースメーカーがハイペースで一周目を入ってそれを目指して走るレースが最もタイムが出しやすいということは経験的に感じている。

レースで最も好きな瞬間は、『最後の直線で前を行く選手を捕まえること!!』

ジュニアからシニアまで、年齢が上がっても変わらず同じ種目で、楽しい瞬間をレースで味わえることは中距離選手にとって一番の強みであるように筆者は思う。

今後の目標とキャリア

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2018年ゴールドコーストコモンウェルスゲームズ

2018年にはコンチネンタルカップで800m2分切り、1500m4分7秒切りを狙っている。2019年にはドーハ世界選手権に出場して世界選手権での決勝を走ること。そしてこの間にニュージーランドレコードの1分58秒25(トニ・ホッジキンソン*1996・アトランタオリンピック)を更新することを視野に入れている。

800mを中心に今後も競技を続けて行くつもりだが、400m(54”15 *2016)のタイムを上げることが難しくなってきたら、800m・1500mの両方の種目を中心に行っていこうと考えている。アスリートとしてそんなに若くはないので、そういったスピードと種目のことはよく考えていくつもり。しかし今は、800mで走りたいという思いが強くある。

 

2020年には東京オリンピックを迎える。アンジェは日本には特別な思い入れがあって、1000mの自己ベスト(2分37秒)は日本の大会で出している。またセイコーゴールデングランプリの練習するトラックではニュージーランドの国旗を一周囲んでもらうように設置してくれて、まるでホームにいるようだった。いろんな人が親切にサポートしてくれて自己ベストが出せたのだと思っている。

アンジェはこの国で開催されるオリンピックで決勝を走りメダル目標に大会に挑める日を楽しみにしている。

 

多くのアスリートが幼少期は、“楽しいランニング”であったが年齢を重ねるにつれて“勝つランニング”ということに変わっていく。またプロランナーになると“ランニングを楽しむ”ということを言葉にすることが難しくなってきたりもする。

アンジェの走ることに対する気持ち、そして800mという種目に対する気持ちはいつの時も変わらず、“ランニングは楽しい”・“ランニングが好き”という、レースがキャンセルになって涙を流した幼い頃の思い出と全く変わっていない。

また多くの選手が海外の経験を通したスポンサー企業などのサポートで世界大会に挑んでいる中で、地元クライストチャーチの環境を最大限に活かして世界レベルのランナーに成長したことは、クライストチャーチや家族・友人、そしてサムのサポートを心から信じていることを感じさせる。

様々な選手と大会で会う中でも、自分自身のランニングとランニング環境を築いてきたこと。自分自身のランニングスタイルを持ちながらも、多くのランナーと交流していくこと。こうしたアンジェのパーソナリティーが、彼女のランニングに多くの経験をもたらすとともに、多くの可能性を与えてくれたように話していると強く思わせる。

 

“可能性は自分自身がつくること“

”ランニングは楽しむこと“

アンジェが憧れた走り《エリック・リドル、ニック・ウィリス、ウェイ・バン・ニキルク、、、》次のオリンピックに向けて、次はアンジェ自身が多くの人に希望を与えていくことになるだろう。

自分を信じたことと、自分の思いを信じてきたことが、アンジェをこれからもレースで輝かせていく。

 

【筆者プロフィール:谷本啓剛】

ニュージーランド・ウェリントン在住

ランニングガイド・RunZ(ラン・ニュージーランド)代表、酒井根走遊会主宰

【RunZ(ラン・ニュージーランド)】https://runnewzealand.wordpress.com/

【酒井根走遊会(オンライン陸上部・駅伝部)】https://blogs.yahoo.co.jp/sakaine_soyukai

 

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