【ブログ】世界一のマラソン王国ケニアのマラソントレーニングについて

■ロードスピードトレーニング(③ロードでのインターバル走)

インターバル走ができるようなロードの1~2kmのコース(だいたいが直線)で、マラソンやハーフマラソンのレースペースよりも速いペースで走り、途中リカバリーを取りながら疾走を繰り返し行います。

(※3月の世界ハーフマラソン選手権で8位入賞を果たしたスイスの22歳、ジュリアン・ワンダース(写真中央) は10代の頃からケニアで数年間トレーニングを積み、着実に力を付けていった。ワンダースはハーフマラソンで60:09の自己記録=スイス記録、欧州U-23記録を持っているが、世界ハーフで彼が競り勝った十数名ものアフリカ系選手の持ち記録を考えると、条件が揃えば彼がすぐにでもハーフ59分台を出す力があると断言できる)

 

■ロングラン(距離走)

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ジェイク・ロバートソン(写真右、気温が高かったびわ湖で初マラソン2:08:26)のケニアでのロングラン ©2018 Sushiman Photography

ケニアでのどのトレーニングキャンプにおいても、ロングランは1週間に1度は行われます。セミロングランもその間に一回行われます。ロングランとは、通常は35~43kmの距離を走ることを指し、セミロングランとは25~30kmのことをいいます。

(※必ずしもこれに全てが当てはまるというわけではない。ロングランのすべてをこなせた場合にこれらの距離になるのであって、途中でついていけなくなって脱落すれば、基本的にはそこで終わりとなる)

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©2018 Sushiman Photography

ロングランでは水分補給が重要な要素となります。1時間ごとに300~600mlの水分を消費するとするば、※1 それ以上の水分を持って走らなければならないことなります。そのため、トレーニンググループには給水用の伴走車を用意しなければならなくなります。給水のサポートがあれば選手たちは給水の心配をすることもなく、これまで走ったことのないような長距離走でも全力で挑むことができます。なぜなら先頭集団に着いていけなくなってペースを落とした場合には、※2 その時点で給水車に乗り込めばいいからです。

(※1 ケニアでは周回コースで行う距離走はほとんどない。そのほとんどが土のダートコースの一本道のワンウェイである。日本では、一本道という意味では河川敷で走る距離走が同じようにイメージにあたる。例えば日本の市民ランナーが好む、大濠公園や駒沢公園、代々木公園、長居公園のような周回コースでの距離走ではない)

(※2 それぞれが決まった距離を決まったペースで走り切るのではなく、先頭のペースでどれだけ走れるか、ということに主眼が置かれているため。詳しくは【ブログ】ケニア人選手の一般的なトレーニング方法と“持久力拡大のアプローチ”についてを参照)

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©2018 Sushiman Photography

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