カルム・ホーキンスのレース中の栄養補給の秘訣

カルム・ホーキンスは、8月のロンドン世界選手権の男子マラソンで惜しくもメダルは逃したものの、自己記録を更新(2:10:17)するタイムで4位入賞しました。

前回に続き、ホーキンスが愛用しているスポーツ栄養メーカー・HIGH5の公式サイトの特集記事から彼のマラソンレース前・レース中の栄養戦略について紹介していきます。

また彼はインタビューの中で、ロンドン世界選手権に向けたトレーニングの走行距離や、怪我と病気の影響で万全の状態ではなかったことを明らかにしています。

(前回の記事。カルム・ホーキンス、ロンドン世界選手権に向けての準備について語る)
https://letsruncomjapan.wordpress.com/2017/08/15/callum-marathon-worlds/

 

「ロンドン世界選手権に向けては、僕は1週間におよそ120マイル(約192km)走り込んでいた。最短走行距離は8マイル(12.8km)で、午後にもう1度、8マイル走っていた。僕の行うハードなセッションは、しばしば20マイル(約32km)以上になる。マラソントレーニングは本当に身体の痛みを伴うが、練習を完了すると報われたような気分になるね」

「世界選手権を4位で終えて、僕は嬉しさと失望の両方を感じていた。メダルを目前で逃したのは悔しかったが、振り返ってみると、それ以上の事をできたとは思わない。調整の期間中に怪我や病気があって、それはかなりのストレスをまねいた。このような不安な状態で4位でゴールできた事は驚くべきことだったんだ」

(※ホーキンスは、冬場はクロスカントリーやハーフマラソンでワールドクラスのパフォーマンスを見せていましたが、その後5月のペイトン・ジョーダン招待の10000mでハムストリングを負傷、ロンドン世界選手権前の最終レースであった6月のオロモウツハーフマラソンでも途中棄権という結果に終わっていました)

このような成果を残すためには、トレーニング法のアプローチだけでなく、栄養補給についても完璧な精度を必要とします。カルムは、トレーニングと回復の両方のために栄養補給の重要性をいち早く認識しています。

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「栄養は3つの理由からマラソンにとって、とても大きな要素といえる。第1に、激しい練習を積むため。回復して翌日のトレーニングの準備が整っているように、厳しいトレーニングを補うのに十分なカロリーを摂取していることを確認する必要がある」

2つ目は、レースに向けてエネルギーを十分に蓄えるため。 マラソンは長い道のりなので、レース前にはエネルギーがフルに蓄えられているほど良い」

そして、3つ目の理由は、レース中に正しい補給をするため。人間のカラダは、フルマラソンの距離を走るのに十分なグリコーゲン貯蔵量を有するようにできていない。なのでレース中の補給も重要になってくる」

 

カルムにとって、HIGH5がスポンサーを務めることによって、スポーツ栄養の範囲を広げることができました。補給製品はそれぞれ独自の役割を果たします。

「僕の場合は、 Protein Recovery drink Protein Recovery Bar を利用していて、トレーニング後に炭水化物とタンパク質を補給できるとても簡単な方法だと感じている」

「またレース前は Sports Barをマラソンに向けて追加の間食として使っている。これも簡単でおいしく炭水化物を摂取できる方法だ。レース中は、Energy Source drinkと Energy Gel を両方使っていて、身体に十分なエネルギーを残しつつ、最後まで途切れず補給する」

さらに、マラソン前日に彼が摂取したものについての洞察は以下です。

 

「マラソンの数日前は本当に何も気にしてない。ちょっとだけ多く食べようとするだけ。僕は少しだけ食事を多く摂るけど、定期的に間食を食べるのが最も簡単な方法だとわかった。水分補給のために、水のボトルがあることを確認している。水をこまめに補給し続け、時にはHIGH5 Zero tabletを溶かして飲んでいる」

「レースの日の朝食は、オートミール粥と、バナナ。また炭水化物をプラスするためにHIGH5 Energy Source を食事に加えるのが好き」

「飲み物は2時間前に飲み始め、1時間前に終わらせるようにしている。レース約10分前にエナジージェルを摂る」

 

エリートランナーであるカルムには、5kmごとに自分用の給水ボトルを摂れるという利点があるが、考慮する準備は色々あり、レースのルートや条件を十分に理解しておく必要があります。

150ml のEnergy Sourceがボトルには含まれており、5kmごとに120mlの給水、15km, 25km, 35km地点でジェルを摂っています。

天候によっては、より多くの水分を摂るために、補給戦略を調整するでしょう。

「幸運なことに、僕が今まで走ったマラソンでは極端に暑くなったレースはなかったので、補給戦略は変更していないが、より暖かい気象条件でトレーニングする時は、トレーニング中にもっと必要なだけ飲んでいる。また毎回練習後、HIGH 5 zero Tabletで汗から失われたものを補給している」

今年の秋のマラソンでベスト記録を出したいランナーは、カルムのレースアドバイスについてもあやかりたいはずです。

「ペース配分が重要だね。マラソンで興奮して早い段階でペースを上げるのはとても簡単だ。僕が今まで走った4つのマラソン全てで後半が速いネガティブ・スプリットで走っている」

「保守的ではあるが、中間地点から目標達成を目指すのが最善の方法であるとわかった。これで僕は良い状態で中間地点を通過でき、そこからプッシュするか、維持するかを決めている。自分の足がどれだけ残っているか正確にわかるのが中間地点なんだ」

さて、次はどこでカルムの勇姿を見れるでしょうか?

 

次の大きなゴールは来年4月にゴールドコーストで開催されるコモンウェルス・ゲームズ(英連邦大会)だね。そして、その後の東京2020のオリンピックを楽しみにしている。コモンウェルスとオリンピックのあいだにいくつかのマラソンを走ると思うけど、それはどこになるかはわからない—–とにかく今の僕の焦点はゴールドコーストだ」

 

(原文)
Callum Hawkins: the secrets to fuelling a marathon
https://highfive.co.uk/callum-hawkins-the-secrets-to-fuelling-a-marathon/

 

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