1983年4月25日生まれ ニュージランド出身 アメリカ・ミシガン大学卒業
コーチ:ロン・ワーハースト(アメリカ人の2000〜2008年のミシガン大学のヘッドコーチ)
【自己記録 – 屋外】
記録 | 備考 | 場所 | 日付 | |
---|---|---|---|---|
800m | 1:45.54 | ヒューズデン・ゾルダー | 2004年7月31日 | |
1000m | 2:16.58 | リンツ | 2012年8月20日 | |
1500m | 3:29.66 | オセアニア記録 | モナコ | 2015年7月17日 |
1マイル | 3:49.83 | オスロ | 2014年6月11日 | |
3000m | 7:36.91 | オストラヴァ | 2014年6月17日 | |
5000m | 13:20.33 | ロサンゼルス | 2014年5月15日 |
【自己記録 – 室内】
記録 | 備考 | 場所 | 日付 | |
---|---|---|---|---|
1500m | 3:35.80 | バーミンガム | 2010年2月20日 | |
1マイル | 3:51.06 | ニューヨーク | 2016年2月20日 | |
3000m | 7:44.90 | ボストン | 2004年1月31日 |
【年次ベスト – 屋外】
【800m】
記録 | 場所 | 日付 | |
---|---|---|---|
2016 | 1:49.88 | ヘイスティングス | 1月16日 |
2012 | 1:46.18 | ヒューズデン・ゾルダー | 7月07日 |
2011 | 1:46.89 | バーミンガム | 7月10日 |
2010 | 1:46.89 | パドバ | 9月03日 |
2008 | 1:45.87 | ニューヨーク | 5月31日 |
2006 | 1:47.40 | メルボルン | 3月09日 |
2004 | 1:45.54 (自己記録) | ヒューズデン・ゾルダー | 7月31日 |
2002 | 1:49.44 | キャンベルタウン | 2月10日 |
2001 | 1:51.11 | 北京 | 8月30日 |
【1000m】
記録 | 場所 | 日付 | |
---|---|---|---|
2012 | 2:16.58 (自己記録) | リンツ | 8月20日 |
2008 | 2:16.93 | ゲーツヘッド | 8月31日 |
【1500m】
記録 | 場所 | 日付 | |
---|---|---|---|
2017 | 3:34.74 | モナコ | 7月21日 |
2016 | 3:34.29 | バーミンガム | 6月05日 |
2015 | 3:29.66 (自己記録) | モナコ | 7月17日 |
2014 | 3:29.91 | モナコ | 7月18日 |
2013 | 3:32.57 | リエティ | 9月08日 |
2012 | 3:30.35 | モナコ | 7月20日 |
2011 | 3:31.79 | モナコ | 7月22日 |
2010 | 3:35.17 | ミラノ | 9月09日 |
2008 | 3:33.51 | モナコ | 7月29日 |
2007 | 3:35.85 | カーソン | 5月20日 |
2006 | 3:32.17 | パリ | 7月08日 |
2005 | 3:32.38 | パリ | 7月01日 |
2004 | 3:32.68 | ローマ | 7月02日 |
2003 | 3:36.41 | ザグレブ | 7月07日 |
2002 | 3:42.69 | キングストン | 7月21日 |
【1マイル】
記録 | 場所 | 日付 | |
---|---|---|---|
2017 | 3:56.41 | ハンティントン | 9月06日 |
2016 | 3:52.26 | オスロ | 6月09日 |
2014 | 3:49.83 (自己記録) | オスロ | 6月11日 |
2013 | 3:55.70 | デモイン | 4月27日 |
2012 | 3:51.77 | ユージン | 6月02日 |
2011 | 3:51.95 | ユージン | 6月04日 |
2010 | 3:59.73 | ファルマウス | 8月13日 |
2008 | 3:50.66 | ユージン | 6月08日 |
2007 | 3:55.09 | ニューヨーク | 6月02日 |
2006 | 3:52.75 | ワンガヌイ | 2月11日 |
2005 | 3:53.43 | オスロ | 7月29日 |
2004 | 3:53.51 | ユージン | 6月19日 |
2002 | 4:02.46 | ブランズウィック | 7月06日 |
2001 | 4:01.32 | ワンガヌイ | 1月20日 |
【3000m】
記録 | 場所 | 日付 | |
---|---|---|---|
2016 | 8:00.09 | ウェリントン | 1月22日 |
2014 | 7:36.91 (自己記録) | オストラヴァ | 6月17日 |
2013 | 7:40.62 | ザグレブ | 9月03日 |
2005 | 7:45.97 | ローザンヌ | 7月05日 |
【5000m】
記録 | 場所 | 日付 | |
---|---|---|---|
2015 | 13:22.11 | ワイタケレ | 2月26日 |
2014 | 13:20.33 (自己記録) | ロサンゼルス | 5月15日 |
2012 | 13:29.56 | パロ・アルト | 4月29日 |
2006 | 14:13.44 | ウェリントン | 1月13日 |
2005 | 13:27.54 | サクラメント | 6月11日 |
【年次ベスト – 室内】
【1500m】
記録 | 場所 | 日付 | |
---|---|---|---|
2016 | 3:36.12 | ニューヨーク | 2月20日 |
2015 | 3:36.73 | ニューヨーク | 2月14日 |
2014 | 3:37.62 | ニューヨーク | 2月15日 |
2011 | 3:40.39 | ボストン | 2月05日 |
2010 | 3:35.80 (自己記録) | バーミンガム | 2月20日 |
2009 | 3:38.85 | ボストン | 2月07日 |
2008 | 3:40.66 | バレンシア | 3月07日 |
【1マイル】
記録 | 場所 | 日付 | |
---|---|---|---|
2016 | 3:51.06 (自己記録) | ニューヨーク | 2月20日 |
2015 | 3:51.46 | ニューヨーク | 2月14日 |
2014 | 3:53.02 | ニューヨーク | 2月15日 |
2011 | 3:56.29 | ボストン | 2月05日 |
2010 | 3:55.26 | ボストン | 2月06日 |
2009 | 3:53.54 | ボストン | 2月07日 |
2008 | 3:55.93 |
ファイエットビル |
2月15日 |
2005 | 3:58.07 | アナーバー | 2月19日 |
【3000m】
記録 | 場所 | 日付 | |
---|---|---|---|
2008 | 7:51.35 | ボストン | 1月26日 |
2005 | 7:55.94 | ウェストラフィエット | 2月26日 |
2004 | 7:44.90 (自己記録) | ボストン | 1月31日 |
2003 | 7:59.19 | アナーバー | 1月25日 |
【主要成績】※全て1500m
2006年:メルボルンコモンウェルスゲームズ金メダル
2006年:アテネワールドカップ銀メダル
2008年:北京オリンピック銀メダル
2010年:デリーコモンウェルスゲームズ銅メダル
2014年:グラスゴーコモンウェルスゲームズ銅メダル
2016年:ポートランド世界室内選手権銅メダル
2016年:リオオリンピック銅メダル
―2016年は、世界室内選手権とリオオリンピックでメダル獲得と、33歳にして最高の1年でしたね。さらに今年は、34歳にしてロンドン世界選手権で8位に入りました。このレベルをあとどれぐらいの間、維持できる思いますか?
「リオオリンピックが終わってから、すでに自分の競技力が衰えたとは思っていなかった。そして今後、競技力が少しずつ落ち始めるのか、それがまだなのかもわからない」
「リオオリンピックの後は、今シーズンがどうなるか全く読めなかったんだ。2016年の10月半ばにヘルニアの手術をして、そこから復活したけど、それに代わって、ずっと悩まされてるシンスプリントに苦しめられた。年齢のせいかもしれないけど、そんな証拠は、どこにもない」
「年齢というよりかは、自分がずっと抱えていた故障と体調の問題によるものだ。だから、5000mの選手としてのキャリアの可能性を与えてくれそうな、自分が知っている基本に立ち返ったんだ。あまり言いたくないけど、私は1500mへのトレーニングが1番うまくハマったと思う」
「その後で5000mへのアプローチをすれば、スピード持久力の向上と、その耐久性の基礎というのが、初めて1マイルで3:50を切った時に役に立った。例えば、2014年に※ハーフマラソンを走った、その10日後に、3000mと1マイルの自己記録を更新した。そして、その翌年の2015年に初めて1500mで3:30を切る、3:29:66で走れんだ。この秋に自分が楽しみにしている事は、まさにこれだ」
(※2014年6月01日のハーフマラソン。しかしIAAFの選手名鑑の欄にハーフの自己記録の記載は無い。つまり、彼にとってはロングランの位置付け)
「今年は、ほとんどの時間を逃してしまったから、シーズン後に、多くの休養を取る必要は無い。私にとって、オフシーズンの時期から真剣に距離を積むトレーニングプランを組むだろうから、来年どうなるかが今から楽しみだね。自分が年齢と共に衰え始めたのか、それとも今後も成功を続ける為に、別の身体の状態を作り上げられるのか、やってから判断すればいい。時間をかけて様子を見てみるよ」
Embed from Getty Images―コモンウェルス・ゲームズで1500mと5000mを走る予定はありますか?
「今回のコモンウェス・ゲームズは、1500mと5000mを兼ねるなら、すごく良い競技日程だよね。5000mは※一発決勝だし、その後、6日後に1500mの予選がある。2014年のグラスゴーでのコモンウェルス・ゲームズでも1500mと5000mを兼ねてみたけど、良い成績は残せなかった。1500mで3位だったけど、5000mでは苦戦したよ。あれは8月で、1500mよりも長い距離に耐えうる精神力と身体の状態を維持することに苦労したね」
(※予選が無い)
「でも、今回のコモンウェルス・ゲームズは4月の開催で、その時期はシーズン初めの基礎トレーニングの思考になっていると思うから、その状態で5000mに出場して、自分のポテンシャルを試せるのは本当に良い機会だと思っているよ。コモンウェルス・ゲームズでメダルを獲るぐらいに価値がある5000mのレースにも、これまで出場してきたからね」
「2015年の※ニューヨークDLの5000mで2位だった時は、気温は約29.4℃で、湿気もかなり高かった。ゴール手前でアメリカのベン・トゥルーに抜かれてしまった。その時と同じような走りが出来るなら、今後5000mではもっと良い結果が出ると思う」
(※ダイヤモンドリーグ・ニューヨーク大会 = アディダス・グランプリ。現在は開催されていない)
―夏の間は1500mの選手であり続けるのか、それとも、もしコモンウェルス・ゲームズで5000mを上手く走れれば、5000mをメインに取り組むのか、どちらですか?
「その事については、まだよく考えていないけど、少なくともあと1回は高速レースの1500mを走りたいと思っている。今年が“不振の1年だった訳ではない”ということを証明する為にもね。だから、来年はモナコDLに戻って1500mで記録を狙う。でも同時に5000mで、どれだけ13:00に近いタイムを出せるかも試してみたい」
「2014年の6月のオストラヴァでのレースで、理想的とは言えないコンディションで3000mを7:36で走った。気温が約27.7℃でのレースだった。だから、もっと良いコンディションで3000mを走れば7:31か7:32では走れると思う」
「それは正しいトレーニングをすれば5000mの13:00はそれ程遠い目標ではないということ意味しているし、ここが本当にカギとなってくるので、長い距離で自分の能力を試したいと思っている。そして、来シーズンの終わりにはコンチネンタル・カップがある。この9月のレースで、1500mと3000mで2冠をするのが理想的な目標だね」
―冬の間10週間で1000マイル (約1600km – 月間675km程度)を走りたい、とあなたが話していた記事を読みました。その時点であなたがニュージランドにいれば、南半球は夏ですね。ただ、5000mに向けた準備をするのと、もっと距離を踏みつつも、5000mに向けたトレーニングもする事の違いは何かありますか。
「その事については、コーチのロン・ワーハーストとゆっくり話せていないんだ。ティム・ブロー (元5000mアメリカ代表選手)も連れてきたいと思っている。彼の頭脳を借りたいし、当時ロンはティムのコーチもしていた。ティムは5000mでたくさん良い選手が出てくる前のアメリカで活躍した5000mの選手だ」
「彼は13:11の自己記録を持っていて、全米選手権では2005年に13:12.76の大会記録 (その記録を今年ポール・チェリモが13:08に塗り替えた)で優勝している。しかも、ティムは高地トレーニング無しでそれらの記録を出した。だから、どのようにしたら上手くトレーニングが進むか、彼は良い考えを持っていると思う」
「私の疑問としては、主な違いは、私は恐らく集中的なスプリントの練習をしないだろう、という事だ。普通は、1週間に2回はトラックで、100mを11.4〜11.8の速さで5, 6回走り、トップスピードを磨く為にも、1年を通してこのトレーニングをやる」
「しかし、それをする事で、その他のメニューとの兼ね合いに影響が出て、他の練習の質を落とさないといけなくなる。だから、私はスプリント力の獲得はそんなに重要視していない。そうすれば、自分の得意な、スピードを持続する走りに、もう少し正直でいられるからね」
「ジェリー・シューマッカー(バウワーマン・トラック・クラブのヘッドコーチ)のトレーニンググループが昔よくやっていた事は、今もやっているかどうかはわからないけれど、コンスタントに、例えば週に1回、何週間かに1回は、300m×8本を45秒で走る」
「“足の回転”をよりリラックスしたもの、滑らかにする為にね。彼らはスプリントトレーニング自体はしないけど、長距離のメニューの合間にも、ピッチの回転数を上げるようなメニューをやるんだ」
「これが、ロン・ワーハーストと一緒に、ティム・ブローの考えから盗み取りたい部分なんだ。そうすれば、長い距離を踏んでいてもスピード感覚が鈍らないだけではなく、速いスプリントトレーニングをしても対応出来る、その正しいバランスを身に付ける事が出来る」
―これは私も話したかった事なのですが、練習を落とす日(イージー・デイ)についてです。私のボスであるレッツランのロバート・ジョンソンに、練習を落とす日について話した時、ボスは「それは、ニックに聞くといい」と言っていました。
「1回ニックをレースに出場させた事があったが、ニックはその時に、練習を落す日はゆっくり走ると言っていたから」とボスが私に言ったんですよ。5000mの選手としてトレーニングするなら、練習量を落とす日には、ほんの少しだけ速く走る、と言われたような気がしたのです。今はどんなペースで走ってますか?練習量を落とす日に、どのぐらいの速さで走るのか、どんな考え方を持ってますか?5000mに向けてトレーニングするのに速いペースで走る事を考えていますか?
「私は今でも、自分の身体の状態に耳を傾ける事が大前提だと考えているよ。そして、身体を回復させること (リカバリー)が1番重要だ。昔は、スプリントの練習の日にとても速く走って、その効果を最大限にする為に、練習量を落とす日は“本当に軽くする”ということを重視していた。※これがとても大事だった。落としの日は血のめぐりを良くするだけのジョグという感じだった」
(※ポイントと落としの日でメリハリをつける)
「その時は70分間走るのに、マイル7:00ペース (キロ4:22程度)ぐらいで走っていてそれで問題無かった。(でも今は、スプリント練習の重要性をそこまで大きく考えていないので)スプリント練習で負荷を大きくかける事が無いから、その分、落としのジョグの質を上げないといけないと考えている。だから、理想を言えば、マイル5:50ペース (キロ3:40程度)で走って、いいジョグが出来なければいけないよね。それが出来なかったら、もっともっと休養が必要だ」
「確信があるわけではないけど、今楽しんでいる事は、※12年のキャリアの中でずっとやってきた事とは違うやり方を模索する事だ。いつまでもフレッシュで学ぶ姿勢を忘れない為にね。たまに“1500mという競技については何でも知っている”と、プライドを主張して、もっとコーチの言う事を聞くべきなのに、聞かない時もある」
(※ウィリスが初めて5000mに取り組んだのは2005年でその年のシーズンベストは13:27.54)
「自分のトレーニングにおいて、違った事に焦点を置けば、いつだって気持ちを新たに出来るし、コーチは5000mについては自分より多くの事を知っているのだから、何でも彼に聞く姿勢でいるようにするんだ」
―ロンドン世界選手権は、世界選手権とオリンピック合わせて1500mで、7回目の決勝のレースでしたね。なぜそんなに長いキャリアを築けていると思いますか?なぜ、高いレベルを持続する事が出来るのですか?
Embed from Getty Images「現在の1500mにおいて“ベテランの選手”といえば、キプロプや自分の事を挙げる人もいる。(世界選手権とオリンピックの合計で)キプロプは9回、私は7回決勝に出ている。1500mの大ベテランというと、もっと昔でいえば、カナダのケビン・サリヴァンだね」
「1500mにおいては、トレーニングも完璧にこなして、ピーキングも完璧にして、それら全てが揃った時に、初めてメダル争いが出来ると考えている。10%か15%か何かが1つ欠けていたとしても、まあそれは問題ない。順位は下がるけど、9位か10位ぐらいで決勝は戦えるだろう」
「一方で、ピークの状態で、決勝出場をかけてタイムで競っている選手が10%か15%か何か1つが欠けていたら、 メダル争いに加わる事は出来ないだろうね。だから、自分が長くキャリアを築けているのは、その一つとして、※神様が与えてくれた能力なんじゃないかなと思うよ」
(※それを一般的には“生まれ持った能力”=才能、素質という)
「特に、ミシガン大学在学中と卒業後、疲労骨折をして4回手術をしたけど、まだキャリアの初期で修正が効いた。トレーニングはいつも腹八分にしていてたけど、※1 クリス・ソリンスキーや※2 クレイグ・モットラムのピーク時は、まるで動物のようにいつも精力的にトレーニングをしていた」
(※1 5000m12分台、10000m26分台を達成したアメリカ人選手)
(※2 5000m12分台、ヘルシンキ世界選手権5000m銅メダルのオーストラリア人選手)
「一方、私は彼らが行っていた高地トレーニングしたことが1度もないよ。高地に行って限界まで追い込んで故障をしたくないからね。だから、私はいつでも、※“スタートラインに立たないといけないし、故障をしてたら意味がない”と考えるようになったのだと思う。こういった考えが、競技を長く続けられる理由だと思う。私の身体はまだ100%使い切ってない」
(※一般的にはそれを“無事之名馬”という)
「スペインの1500m選手のアルトゥロ・カサドは、今はスポーツ生理学者で、彼は今年のロンドン世界選手権前に、スペインのマドリードにオーストラリアの長距離選手たちを招いてくれたんだ。そこに、ニュージーランドのコーチをしている私の兄弟が行ったみたいで、アルトゥロと話したらしい。そしたらアルトゥロはこう言った」
「君の兄弟 (ウィリス兄弟)が4, 5年でやった量と同じ量の練習を、私は1年でやった」
「ってね。私のキャリアが長いのは、その言葉が示している。私が、そんなに高頻度で質の高いトラック練習をしないという事を。一方で、過去には多くの選手が1週間に2, 3回、多くて4回は質の高いトラック練習を年中やっていた」
「その一方で、私は2, 3週間に1回ぐらいしか、とても負荷の高いトラック練習はしない。残りの日は、ヒルトレーニングやペース走、ファルトレク、もしくはただ単にトラック練習の最後にスピード練習をするぐらい。必要以上に身体に重い負荷をかけていない」
「それが彼 (※ロン・ワーハースト)の理論だ。“過度のスピード練習は、故障を発生させ、選手生命を短くする”、って事かな」
(※ウィリスのコーチ)
インタビューその3に続く。
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