カルム・ホーキンスのロンドン世界選手権男子マラソン直前インタビューを紹介します。冬シーズン後のオフ、高地トレーニング、お気に入りのトレーニング、栄養に関する話等について語っています。
What is it like to prepare for a World Championship Marathon?
2017年7月28日
(以下、ホーキンスが語った内容)
「3月のニューヨークシティハーフマラソンでの非常にタフなレースの末、2位でゴールし、冬のレースシーズンの締めくくった。僅か4秒差で敗れ、タイムも1時間を切れなかった事には少し失望した。
しかし、厳しいコースで自己ベスト(60:00)に近いタイムで走り、オリンピック銀メダリストのフェイサ・リレサをプッシュできた事には満足しなければならない。
マンハッタン通りを走るレースは素晴らしい経験だった。本当にファンタスティックなレースで、レースの主催者は、私のことをまるで家族の1人のように扱ってくれた。僕のレースの予定リストに、このニューヨークシティハーフマラソンをもう一度走る事を入れることは間違いないね。
ニューヨークの後、長い冬のシーズンを終え、10日間の休養をとった。その後、コロラド州のボルダーに5週間の高地トレーニングキャンプを行った。ここでは、元世界記録保持者のマラソンのレジェンド、スティーブ・ジョーンズと一緒にいた。
高地トレーニングは難しく、特に今回は休養期間明けですぐに走行距離を増やしたので、回復が非常に重要であった。だから、沢山のHIGH5の製品を用意する必要があった。
しかし練習は早い段階で軌道に乗り、スティーブのグループと質の高いマイル走やセッションを行う事ができた。ボルダーの天気は素晴らしいものだった。父 (コーチ)が来てから天気が曇り、数インチの雪が積もるまではね。
ありがたいことに、父とスティーブはセッション中にトラックを雪から綺麗に保つことができたが、かなり身体に堪えていたようだった。多分、僕は彼らにいくつかのプロテインリカバリーを与えなければいけないよね?
トレーニングキャンプは、ロンドン世界選手権に向けて、マラソンに特化したトレーニングブロックを設定した。
1km×11・1kmフロートリカバリー、これは僕にとって最もハードだが、お気に入りのトレーニングでもある。
このトレーニングでは、まずリカバリーペースから始め、最後は速いスピードで終了する。
速い1kmはマラソンペースより8秒速い3分00秒、リカバリーの1kmはマラソンペースより3-8秒遅い3分10-15秒。
セッション中は EnergySource を5km毎に使用し、マラソンで何が起こるかシュミレートしている。もう少しエネルギーが必要な場合は EnergyGel を手元に置いておく。
ウォームアップとクールダウンを合わせて約20マイル (約32km)、それを完了するのには1時間45分かかる。これは最も難しいセッションの一つなので、その後のリカバリーと補給は必要不可欠になる。
セッション後の即時補給は、ミルクを混ぜた Protein Recovery と ProteinBar 。
時にはトレーニング直後に、すぐちゃんとした食事を食べることが難しい場合があるので、これらの製品はハードなセッションの後には本当に良いんだ。
この後、大好きなドリューおじいちゃんの秘密レシピを使ったスパゲッティ・ボロネーゼを食べる。
大きなセッションの後、特に20マイル以上になると、タンパク質と炭水化物をバランス良く摂る事は必要不可欠だ。
(原文)
https://highfive.co.uk/callum-marathon-worlds/
この記事は、ホーキンスが愛用しているスポーツ栄養メーカー・HIGH5のインタビュー記事で、製品のPRも所々に含まれています。
※本番のロンドン世界選手権のマラソンでは、見事に4位入賞を果たしました。
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ピンバック: カルム・ホーキンスのレース中の栄養補給の秘訣 – LetsRun.com Japan