昨年のリオオリンピック男子マラソンで9位に入り、今年の丸亀ハーフを1時間00分00秒の自己記録で優勝し、先日25歳になったばかりのスコットランド人、カルム・ホーキンスの地元の10kmレースを活用した“ダブル・ワークアウト”を紹介します。
Marathon man Hawkins back in record breaking form and setting his sights ever higher
http://files.heraldscotland.com/sport/15355549.Marathon_man_Hawkins_back_in_record_breaking_form_and_setting_his_sights_ever_higher/
[6月16日金曜]
午前に6マイル (3:45/kmより速く) + 6マイル (マラソンペースより少し速く、3:02/km) + 2マイルクールダウン。※1マイル約1.6km
午後に10kmレース29分14秒。
「通常ダブルワークアウトを行う場合、朝先にレースを走る」
「レースでの脚の感覚は悪くなったが、29分を切れなかった事は少し残念だった」
非常に負荷の高い内容ですが、マラソンをシュミレートしたトレーニングである事、また1日でまとめて追い込む事でレースが続くスケジュールでも練習量を確保する狙いがあるのではないかと考えられます。
ホーキンスは、この1週間後の6月24日にケニアの強豪も数多く出場するIAAFゴールドラベルの大会オロモウツハーフマラソン (チェコ)に出場し、8月6日の地元で開催されるロンドン世界選手権男子マラソンに備えます。
・カルム・ホーキンスのトレーニング
http://www.takemarun.com/entry/2017/02/05/000000